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真珠湾攻撃の証言・写真資料に人工知能で着彩。3Dマップにまとめたアーカイブを首都大学東京が公開
[2016/12/7 18:22]
首都大学東京システムデザイン学部の渡邉英徳研究室(インダストリアルアートコース)は、1941年12月8日(日本時間)の「真珠湾攻撃」から75年目の2016年12月8日(水)に、真珠湾攻撃の証言・写真資料に人工知能技術で着彩し、3Dマップ上にまとめた「The Pearl Harbor Archive(パールハーバー・アーカイブ)」を公開しました。
首都大学東京・渡邉英徳研究室の「ヒロシマ・アーカイブ」(2011年7月発表)などの「多元的デジタルアーカイブズ」の技術を応用。PC、スマートフォンのウェブブラウザで閲覧できます。
ハワイ在住の作家、 Katrina Luksovsky氏がまとめた証言集「Ford Island December 7,1941: A collection of eyewitness accounts from the residents closest to Battleship Row」を元にして、真珠湾攻撃当時、ハワイに住んでいたアメリカ海軍軍人と家族の写真と証言を3Dマップ上に掲載。また、当時撮影された空中写真、被害を受ける基地を捉えた写真の撮影位置を推定し、マッピングされています。
白黒写真については、早稲田大学・石川博研究室が開発した「ディープネットワークを用いた白黒写真の自動色付け」技術で着彩。マウスオーバー、あるいはタップ操作によって、自動色付けの写真が表示されます。