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わずか16時間で停止したスマホ時代の質屋(?)が先払い買取りアプリとして復活! 物が一瞬でキャッシュに変わるアプリ「CASH」が本日24日(木)サービス再開

[2017/8/24 18:00]

 インターネットを使用した新しいビジネスの企画・開発・運営を行なうバンクが、6月28日午前10時に公開してわずか16時間後に停止した、目の前の物が一瞬でキャッシュに変わるアプリ「CASH(キャッシュ)」を、サービス内容を変更して8月24日(木)に再開しました。

 「CASH」は6月28日のサービス開始時には、アプリで保有するアイテムを撮影するだけで査定金額がわかり、その金額に納得すればアプリ内のウォレットにキャッシュが溜まり、2カ月後にアイテムを発送するという方法だけでなく、キャッシュを返せばアイテムを手放さくていいという選択もできるのが大きな特徴でした。キャッシュを返す際には返金手数料として15%かかります。

 つまり、所有するアイテムでお金を借りて、そのアイテムを使いながら、2カ月後に借りたお金に利息15%(年利換算90%)を付けて返済すれば、アイテムを手放さなくていいということになります。これは、質草を預けなくてもいい質屋ともいえる仕組みで話題となり炎上。わずか16時間でサービスが停止しました。

 今回の新しい「CASH」は買い取りのみに変更し、アプリを立ち上げて保有するアイテムをキャッシュに変えるまでに要する時間は数秒で、面倒な審査や手続きなども不要。キャッシュを返済機能は削除されています。

 また、1日にキャッシュできる金額に上限を設け、初月は最低3億円(1日1,000万円)以上のキャッシュ化(現金化)予定し、金額については今後も改善していくとしています。

 そのほか、評価制度を導入し、継続的に優良な取引をしているユーザーには、より良い査定結果などを提供するとのこと。さらに、以前2カ月だった取引期間が2週間に短縮されています。

[古川 敦]