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AIが導き出した次にくるチョコ菓子はカラマンシー味! 人工知能が選んだ「TOPPO カラマンシー味」が明日22日(金)に限定発売~韓国の8万以上の食品関連サイトを分析

[2017/12/21 18:06]

 ロッテが、AI(人工知能)を使って開発した新商品「カラマンシー味」のトッポを、ロッテオンラインショップで2017年12月22日(金)午前10時から1,500セット限定で発売します。1セット10個入で、価格は2,700円(税込)。

 同社では、消費者の嗜好は変わりやすく、トレンドの周期も短くなる中、「まだ顕在化しきれていない消費者の意識変化をいち早く掴み、トレンドを先導できる提案ができないか」と考え、AIを用いた分析を活用して、新商品開発にチャレンジすることしたとしています。

 多様な素材と味のトレンドを把握するため、チョコレート分野にとらわれず韓国の8万件余りの食品関連インターネットサイトに掲載された約1,000万件の情報を収集。膨大なデータから露出頻度、関連性、今後拡散が予想される勢いのある素材・味を項目別に分析し、消費者が好んでいたり、人気を呼ぶ可能性があるチョコレート向けの素材を導き出したとのこと。その中で着目したのが「カラマンシー」。

 「カラマンシー」は日本ではあまりなじみがありませんが、東南アジア、特にフィリピンでポピュラーな柑橘類で、柑橘類特有の爽やかな香りに加え、強い酸味とほんのりスパイシーな香りが特徴とのこと。果実は、キンカンやシークワーサーに似た直径2.5~4.5cm程度の球体で、料理の味付けやジュースの原料として広く利用されているそうです。

 今回の「トッポ<カラマンシー>味」は、通常のトッポと比べ、太さ約1.6倍、重量約2倍(標準の太さ・重量の比較。味わい濃厚トッポと同じ太さ・重量)と食べごたえ抜群としています。

[古川 敦]