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女子高生の約3割は「Twitterで知り合った人と直接会ったことがある」~現役女子高校生を対象にした「現役JKのぞき見調査」でわかったSNSとTwitterの利用実態

[2018/2/5 19:37]

 スマホに特化したリサーチ事業を展開する株式会社テスティーは、女子高生の生態に迫る「現役JKのぞき見調査」を定期的に実施しています。

 第7回目となる今回は、全国の現役女子高生502名を対象にSNSの利用についてアンケート調査を実施。さらに、twitterを利用している女子高生339名を対象に「Twitterに関する調査」も合わせて実施し、結果を発表しました。

 調査によると、現役女子高生に最も使われているSNSは「LINE」で、87,1%と9割弱の女子高生がLINEを利用しています。

 また、Twitter利用者では、約7割の女子高生が複数アカウントを利用して、アニメやゲームなどの趣味アカウントや愚痴用、イラスト投稿用などで用途別に使い分けていることがわかりました。

 Twitter上で知り合った人と実際に会ったことがある女子高生は3割強で、趣味が合うユーザーとイベントやライブで合流するケースが多いようです。

現役JKが使っているのは、やっぱり「LINE」! 次いでTwitter

 502名の現役女子高生を対象に利用しているSNSを聞いたところ、第1位は「LINE」で87.1%、第2位は「Twitter」67.5%、第3位は「Instagram」53.0%となりました(複数回答あり)。

 LINE、Twitter、Instagramはいずれも5割を超える女子高生が利用していますが、「Facebook」は15.1%で利用率は2割を切っています。実名が原則のFacebookは、女子高生にはハードルが高いのかもしれません。

 「その他」と回答した人からは「ひま部」「MixChannel」「カカオトーク」などのサービス名が挙がりました。


Twitterで2つ以上のアカウントを持つ女子高生は約7割、メインアカウントは閲覧中心で利用

 Twitter利用者である339名の女子高生を対象に、メインアカウントのフォロワー数を聞いたところ、「〜100名未満」と回答したのは全体の36.0%。つまり、女子高生の6割以上は「100名以上」のフォロワーを持っていることが判明しました。

 フォロワー数が「700名以上」と回答した女子高生も12.7%に上っています。

 また、「メインアカウントの利用方法」について聞いたところ、64.0%の女子高生が「閲覧が多い」と回答。「閲覧のみ」と回答した女子高生も17.4%に上り、メインアカウントはおとなしく閲覧メインで利用している女子高生が多いもよう。

 メインアカウントで積極的にTwitter投稿をしている女子高生は18.6%と2割を切っています。

 Twitterアカウントをいくつ持っているかについては、「1つ」と答えた人は30.1%。残りのおよそ7割は、2つ以上のTwitterのアカウントを保有していることがわかりました。

 サブアカウントについては、ゲームやアニメなどの趣味アカウントやイラスト投稿用など、用途別に使い分けているようです。中には、病んでる投稿用、メインアカウントでは言えない愚痴用といった使い方をする女子高生も。

女子高生の約3割は「Twitterで知り合った人と直接会ったことがある」

 また、Twitter利用者を対象に「Twitter上で知り合った人と実際に会ったことはありますか?」と聞いたところ、「ある」と回答した女子高生は33.3%。

 Twitterを使っている女子高生の3人に1人が、Twitter上で知り合った人と実際に会ったことになります。

 さらに、「実際に会ったことがある」と回答した女子高生に、会った相手の性別を尋ねたところ、「男性」が18.6%、「女性」が52.2%、「どちらも」が29.2%となりました。

 「実際に会うことにしたきっかけ」は、「ライブ」や「イベント」など。リアルで同じ場に参加する予定があることから、実際に会うことにしたという回答が多く寄せられました。

[工藤ひろえ]