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100%電子チケットサービス「LINEチケット」10/10(水)開始! チケットの検索・購入から当日の入場までがLINEで完結。行けなくなった時の公式リセール機能も

[2018/10/10 15:05]

 LINE TICKET株式会社は10月10日(水)、次世代の電子チケットサービス「LINEチケット」をオープンしました。

 「LINEチケット」は、音楽ライブやコンサート、スポーツなど様々なジャンルのチケットを、LINEから手軽に検索・購入・発券できる電子チケットサービス。

 「LINEチケット」で購入したチケットは「LINE」で送られてくるので、コンビニなどでの発券・購入手続きは不要。当日の入場まで、「LINE」だけで完結するのが特徴です。

 「LINEチケット」の取り扱いチケットは100%電子チケットで、「急用が入った」「体調が悪くなってしまった」などの理由で行けなくなったライブやイベントのチケットを、安全に販売・購入できる「公式リセール機能(二次販売)」も提供するのも特徴となっています。

予約・購入から当日の入場までがLINEだけで完結! 行けなくなった時は公式リセール機能で販売可能

 近年ではライブの公演数、入場者数、売上数ともに年々増加していますが、その一方で、チケット流通における不正転売や買い占めといった問題の対策が急がれています。

 転売目的の購入を防ぐために、購入した本人以外のチケット利用を禁じるといったライブもあり、転売の防止には一定の効果を上げています。半面、正規に購入したものの、やむを得ない事情で行けなくなった場合に譲渡が難しいといった問題が新しく出てきているのが現状。

 「LINEチケット」では、取り扱いチケットを100%電子チケットとすることでこうした問題を解決し、エンターテインメント業界全体を活性化させていくとしています。

「LINE MUSIC」や「LINE LIVE」などと連携することで、振り返りなどライブ体験をより楽しめるように

 従来のチケット販売サイトとは異なり、今まで分断されていた「イベント前」「イベント当日」「イベント後」といったそれぞれのタッチポイントをLINEプラットフォームを活用することでワンストップ化。

 また、LINE公式アカウントや「LINE MUSIC」「LINE LIVE」といった各サービスと連携することで、新たなエンターテインメント体験を提供していくとのことです。

 2018年内は、 [ALEXANDROS](2019年アリーナツアー)などの音楽公演やブロードウェイミュージカル「キンキーブーツ」等の演劇・ミュージカルなど約300公演のチケットを取り扱う予定。「LINEチケット」でしか購入できない限定チケットや先行チケットも販売します。

 2019年以後は、プロ野球「北海道日本ハムファイターズ」やJリーグ「FC東京」など、スポーツチケットも順次販売をスタート。段階的に取り扱いチケットを拡充していく予定です。

 今後、順次追加される予定の機能は以下の通り。

 ・LINE MUSICとの連携(2018年11月末~)

 ・スポーツチケットの取り扱いに伴う機能拡充(2019年2月~)

 ・LINE公式アカウントとの連携と来場者セグメントによるメッセージ配信(2019年3月)

 ・サイトの英語対応およびインバウンド購入の対応(2019年内予定)

 ・座席指定購入(2019年内予定)

[工藤ひろえ]