イオン九州で約539万円分のポイントが不正所得未遂　公式アプリの来店ポイント機能を悪用～担当者が気づいてポイント付与を停止し、被害総額は140円分

　イオン九州が13日、「イオン九州公式アプリ」の来店ポイントの不正取得と取得未遂事件の経緯を同社のサイトで公開しました。

　「イオン九州公式アプリ」の機能の一つとして、スマートフォンの位置情報を利用し、来店した店舗でアプリを起動してチェックインすると、2WAON POINT(2円相当)がもらえます。今回の事件では、この機能を悪用し、チェックインポイントを不正に所得していました。

イオン九州アプリ公式サイトより

　ただし、被害総額は140ポイント(140円分)で、その後不正に取得を行なおうとした約539万ポイント(約539万円分)については、担当者が不自然なチェックイン記録を不審に思いポイント付与を停止する対応を取り、不正によるポイント付与を事前に防いだとしています。

　なお、イオン九州公式アプリの機能やセキュリティに問題はなく、「安心してご利用ください」としています。また、すでにアプリのシステム改修を実施し、チェックイン機能に新たな制限を設けられています。

【来店チェックインの制限】
・同じお店でのチェックインは1日1回
・チェックインは1日3店舗まで可能
・前店舗でのチェックインから30分経過後に次店舗でのチェックインが可能
など