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スタバがLINE PayのQRコード決済に対応へ! LINEとスタバジャパンが包括的な業務提携締結~人々の心を豊かで活力あるものにできるような世界を創出

[2018/12/5 15:32]

 スターバックス コーヒー ジャパンとLINEが5日、デジタル領域におけるイノベーションの加速化を目的に包括的な業務提携を締結したと発表しました。

 この提携により、2019年春に「LINE公式アカウントを開設」するほか、2018年中に一部店舗から順次、「LINE Pay 据置端末」を導入するなどの施策が予定されています。「LINE Pay 据置端末」は、店頭に設置し電源をONにするだけですぐに「LINE Pay」のQRコード決済に対応できる決済端末の導入を予定し、スムーズに商品を提供できる環境を目指すとしています。

 スターバックスは、2017年9月に導入したロイヤリティプログラム「STARBUCKS REWARDS(スタ―バックス リワード)」が現在会員数は250万人以上となり、デジタル領域においてもイノベーションをリードしつづけ、より多くの顧客の満足度・利便性をはじめとした顧客体験の価値向上を進め、つながりを醸成していくとしています。

 LINEは、コミュニケーションアプリ「LINE」を入り口として、人や情報・サービス、企業・ブランドとシームレスに繋がり、すべてが完結するスマートポータル戦略を推進しており、ニュースやマンガ、ゲームなどのコンテンツプラットフォームと、決済、ショッピングなどのライフプラットフォームの二軸において様々な取り組みを展開しています。

 全世界で4,000万人(国内3,000万人)が登録している「LINE Pay」をはじめとするFintech事業領域では、これまでに培ってきた高いレベルのセキュリティに加え、ユーザーにとってより身近で革新的な金融サービスとして利用されているとのこと。

 今回の包括的な業務提携により、すべての人がより身近に、そして、人々の心を豊かで活力あるものにできるような世界を創出することを目指すとしています。

 現在、スターバックスでは、4人に1人以上が、スターバックス カードやスターバックス モバイルアプリを使って、キャッシュレスで支払いしており、2019年上半期には、スターバックスとLINEサービスの融合により、スターバックス カードをはじめとしたデジタルペイメントにおいてのイノベーションを届けるとのこと。また、これらの具体的な業務提携内容に関しては、2019年春に公式に発表する場を設ける予定としています。

[古川 敦]