ソフトバンクの通信障害が約4時間半で復旧 エリクソン製交換機全台数に異常発生～「ファミチキ」がもらえるクーポンが受信できない場合の対処方法も
ソフトバンクが、2018年12月6日(木)13時39分頃から全国で発生していた携帯電話サービス(緊急通報含む)の通信障害が、同日午18時4分に普及したと発表しました。原因については「交換設備の不具合」としています。
なお、7日(金)から実施される“ソフトバンク”のスマートフォンを利用者にファミリーマートの「ファミチキ」(税込180円)を1個プレゼントする「SUPER FRIDAY」について、復旧後もクーポンが受信できない場合の対処方法も公開されています。
【クーポンが受信できない場合の対象方法】
スマートフォンから、My SoftBankにログイン → 画面下部、関連情報の中の「ソフトバンクのお得なクーポン」 → 「『SUPER FRIDAY』クーポンを表示する」を選択することで、クーポンを確認できます。なお、パソコンからは、クーポンの確認はできません。
今回発生した通信障害は、全国で“ソフトバンク”および“ワイモバイル”の4G(LTE)携帯電話サービス、固定電話サービスの「おうちのでんわ」が利用できない、または利用しづらい状況が発生していたほか、「SoftBank Air」についても、一部地域で利用できない、または利用しづらい状況が発生していたとのこと。
これは、全国をカバーするエリクソン社製の交換機のソフトウエアに異常が発生したことによるもので、同ソフトウエアは9カ月前から運用しており、同ソフトウエアによる異常は、エリクソン社製の通信設備を使用する海外(11カ国)の通信事業者においても、ほぼ同じ時刻に同様に発生していると、エリクソン社から報告を受けているとのこと。
2018年12月6日(木)13時39分ごろ、全国をカバーする、東京センターおよび大阪センターに配置してある、エリクソン社製パケット交換機全台数で、同社ソフトウエアに異常が発生。ソフトウエアを旧バージョンに戻すことで、復旧したとしています。
同社では、「今回このような事象が発生したことを重く受け止め、エリクソン社と共同で再発防止策の徹底を図り、サービスの安定的な運用に向けて全力で取り組んでいく」としています。