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都内23区の郵便局で、スマホ充電バッテリーのレンタル開始! 48時間までは税別300円、借りた場所と別の店舗で返却可能

[2019/10/31 18:44]

 外出時にバッテリー残量が少ないことに気がつき、カフェで充電する時間もないため、コンビニや電器店などで取り急ぎモバイルバッテリーを購入したという経験がある人は少なくないはず。

 そんなとき、48時間以内なら300円(税別)という低価格で借りられるスマホ充電器レンタルサービスが「チャージスポット(ChargeSPOT)」です。

 スマホ充電器レンタル「チャージスポット」を運営する株式会社INFORICH(インフォリッチ)は、11月1日(金)から、都内23区の郵便局に「チャージスポット」を順次導入すると発表しました。

 「チャージスポット」は「どこでも借りられて、どこでも返せる」をコンセプトに2018年4月からサービスを開始。全国の駅、空港、商業施設や飲食店、コンビニエンスストア、公共施設などを中心に設置場所を拡大しています。

 今回は、千代田区、中央区、港区、渋谷区、新宿区、豊島区、目黒区、練馬区と、都内の8つの区にある210の郵便局で「チャージスポット」を導入。これを皮切りに、今後全国の郵便局にも展開予定とのことです。


「チャージスポット」利用方法

 「チャージスポット」の利用は簡単。まず専用アプリをダウンロードし、無料アカウント登録を済ませたら、アプリでバッテリースタンドの場所を検索。

 最寄りのスタンドへ行き、表示されているQRコードを読み取り、バッテリースタンドのスロットから出てくるモバイルバッテリーを取り出しします。

 使い終わったら、借りたときと同様に空きスロットのあるバッテリースタンドを検索して、最寄りの空きスロットに戻すだけ。

 料金は、48時間未満なら300円(税別)と手軽な価格で利用できます。48時間以上利用する場合には、料金は2,280円(税別)となり、バッテリーの返却は不要。つまり、48時間以上の利用では買い取る形となり、以後自分のものとして自由に利用できます。

 バッテリーの容量は5,000mAh。iPhone 11のバッテリー容量が3,110mAhなので、1.5回程度満充電できることになります。Micro USB、USB Type-C、Lightningの3種類の端子に対応し、ほぼすべてのスマホで利用可能。

 また、DC5V/2A出力のため、容量的にはやや非力ながら、タブレットの充電にも利用できます。なお、複数の機器を同時に充電することはできません。

[工藤ひろえ]