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富士通が親指シフトキーボードを販売終了! '80年5月に誕生してから40年で「施策を講じてきたものの、やむなく、販売・サポートを終了」

[2020/5/20 09:57]

 富士通が19日、親指シフトキーボードとその関連商品を販売終了すると発表しました。同社では「これまでのご愛顧に感謝申し上げますとともに、なにとぞご理解賜りますようお願い申し上げます」としています。

 富士通では、1980年5月の日本語ワードプロセッサ「OASYS100」発表以来40年間、親指シフトキーボードと日本語ワープロ・入力ソフト製品を提供していますが、「JIS配列キーボードがデファクトスタンダードとなり、親指シフトの機能優位性を十分に訴求できない状況が続いている」とし、「これまで事業継続のため、業務効率化や商品の価格アップなどの施策を講じてきましたが、この度やむなく、親指シフト関連商品の販売・サポートの終了を決定した」と販売終了を決定した経緯を説明しています。

「OASYS100」富士通アーカイブズより

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[古川 敦]