東京マルイが公式Twitterでハロウィン仮装などで“「エアガン」を公共の場では見せないで”など注意を呼びかけ話題に 「1つの事故・事件がキッカケで規制されてしまう可能性があります。どうぞご理解とご協力を」
模型・玩具メーカーの東京マルイが公式Twitterで、ハロウィン仮装イベントで、ここ数年「エアガン(エアソフトガン)」を小道具として使用していることが増えてきており、「エアガン(エアソフトガン)」するにあたっての3つのお願いをツイートして話題になっています。同社では「『エアガン(エアソフトガン)』は日本発祥の文化です。長年、たくさんのファンが大切にその文化を守って楽しんできました。しかし、1つの事故・事件がキッカケで規制されてしまう可能性があります。どうぞご理解とご協力をお願いいたします」と呼びかけています。
ハロウィンの件について、いくつか気になったことがありますので、補足しておきますね♪(スレッドにしてみましたが、なんだかすごく…長いです…!)
— 東京マルイ@AirsoftGun (@TM_Airsoft)October 25, 2018
個人的に思うところな部分もありますので、あくまで個人の意見と受け止めていただければと思います。https://t.co/3uO52prMVY
・公道など、人や車が通る公共の場では「エアガン(エアソフトガン)」を見せないでください。
バッグに入れて持ち運ぼう!
※銃の形をしたエアガン(エアソフトガン)を「怖い」と思う人もいます。
・ハロウィンイベントに参加する時には、必ずイベントのルールを確認してください。
持ち込みOKでも、弾が出ない安全な状態にしてね!
※エアガン(エアソフトガン)を持ち込めないイベントも多いのです。
・なによりも、「エアガン(エアソフトガン)」を買ったらまず説明書をお読みください。
※使い方やルール&マナーを守って、ケガなく安全に扱いましょう!
まず「公共の場でエアソフトガンを出さない」という点。
— 東京マルイ@AirsoftGun (@TM_Airsoft)October 25, 2018
もちろん安全性への配慮というのもあります。
一方で、やはり「銃(または銃の形をしたもの)」を怖いと思われる方への配慮でもあります。そのため、公共の場では、弾が発射できないor作動しないようにするだけでは不十分だと思うのです。
一般的に銃といえば、命を奪いかねない武器というイメージです。エアソフトガンそれを模している以上、その形や性質を怖いと思う方が居るのは仕方のないことではないかと。
— 東京マルイ@AirsoftGun (@TM_Airsoft)October 25, 2018
(エアソフトガンに焦点をあてていますが、弾が発射できないモデルガンも同様かと思います)
また、詳しく知らない方にとって「エアソフトガン」は全く未知のものです。
— 東京マルイ@AirsoftGun (@TM_Airsoft)October 25, 2018
どんな威力でBB弾が発射されるのか、当たったらどれほど痛いのか…エアソフトガンをよく知らない方や興味のない方は、銃のイメージ等と相まって怖い想像をしてしまうのではと思います。
剥き出しで持ち歩くエアソフトガンを怖いという感覚は、例えば金槌で考えていただけると解りやすいかもしれません。(安易に例に出してしまって、金物業界の方スミマセン…!)
— 東京マルイ@AirsoftGun (@TM_Airsoft)October 25, 2018
金槌の使い道は「叩く」ことです。もちろん叩くのは釘などであって、決して危害を加えるためのものではありません。
— 東京マルイ@AirsoftGun (@TM_Airsoft)October 25, 2018
しかし、「叩く」という単語のイメージか、街中で?き出しで持っている方がいたらと想像すると、どうしてもちょっと怖いと思ってしまいます。
しかし、建設現場や自宅でのDIYなどで使われている様子からは、怖いという印象を受けません(ボンヤリ使うと危ない、というのとは別の話です)。その時は、金槌がちゃんと管理されている道具に見えるのです。
— 東京マルイ@AirsoftGun (@TM_Airsoft)October 25, 2018
エアソフトガンも同じで、やはりTPOが大切なのだと思います。
そして、「ハロウィン自体を無くしてしまえば…」というお声をいくつか拝見いたしました。
— 東京マルイ@AirsoftGun (@TM_Airsoft)October 25, 2018
当アカウントからのお願いは、決してハロウィンを否定したいわけではありません。ルールを守って、周りに気を使ってハロウィンを楽しんでいる方は沢山います。現状を良くしようと動いている方もいます。
エアソフトガンやサバゲも、過去に「無くしてしまえばいい」と言われてきました。しかし、トラブルがあればそれをルールやマナーに反映し育ってきたのです。
— 東京マルイ@AirsoftGun (@TM_Airsoft)October 25, 2018
ハロウィンはまだ日本に広まってきたばかりです。しかし、エアソフトガン等と同じように、大切にしたい人がいるのではないでしょうか。
今回はハロウィンについてでしたが、エアソフトガンのルールやマナーについてご案内する度、自分がエアソフトガンを始めた頃のことをできるだけ思い出すようにしています。
— 東京マルイ@AirsoftGun (@TM_Airsoft)October 25, 2018
右も左もわからなかった頃、危ないこと、守るべきことを、理由を添えて、周りの方達にはとても真剣に、紳士的に、忍耐強く色々なことを教えていただきました。とても感謝しております。
— 東京マルイ@AirsoftGun (@TM_Airsoft)October 25, 2018
そして、今でも定例会などでそういった紳士な方々を多々お見かけします。
SNSでは、時に過激な言葉のやり取りがされることがあります。人と人の会話という実感が少し薄いからでしょうか。
— 東京マルイ@AirsoftGun (@TM_Airsoft)October 25, 2018
教える側、教わる側とも、気持ち良く文化の伝搬をしたいものです。