【聖地巡礼・ガルパン&艦これ大洗編(1)】艦これ登場の「那珂」忠魂碑やガルパン劇中シーンが堪能できる大洗磯前神社
ガールズ&パンツァーの舞台になった町として知られる大洗町には、多くのガルパン巡礼者が訪れています。大洗町内にはガルパン聖地のほか、艦これにも登場した「那珂」の忠魂碑のある大洗磯前神社があると聞き、今回は大洗町に足を運んでみることにしました。
大洗磯前神社へは、大洗磯前神社境内手前の大きな鳥居をくぐり抜けて急な坂道を登っていくことになります。坂は傾斜がきつく、体力に自信のない人は車で出かけるか、タクシーを利用した方がいいかもしれません。
坂を登り切って大洗磯前神社境内に入ると、艦これの聖地としても知られる、軽巡洋艦那珂の忠魂碑があります。忠魂碑には、軽巡洋艦那珂が1944年2月17日トラック島西方で大空襲を受けて沈没した事が記され、あわせて那珂の艦歴を記した石碑があります。なお、軽巡洋艦那珂の忠魂碑の署名欄には、那珂24代艦長今和泉喜次郎の名が記されています。
艦これの聖地である「那珂」の忠魂碑を見学した後は、大洗磯前神社の本殿へ移動します。大洗磯前神社は、西暦856年に創建され、祭神は出雲大社と同じ大己貴命。日本文禄天皇実録によると、創建年の大洗磯前に祭神大己貴命が降臨したと記されています。本殿やすぐ近くの絵馬掛けは普通の神社と変わりありませんが、別の絵馬掛けに目をやるとたくさんの痛絵馬が奉納されていました。
大洗磯前神社は艦これとガルパンの聖地なのですが、絵馬掛けを見る限り、ガルパン関連の痛絵馬が圧倒的に多く奉納されていました。
大洗磯前神社の境内では、2015年中に公開予定のガールズ&パンツァー劇場版の告知が大々的になされており、一般的には艦これの聖地というよりもガールズ&パンツァーの聖地として浸透しているのかな、という印象です。
大洗磯前神社の境内から海を見下ろすと、高台の上にある事や海からも近いこともあって、心地良い浜風が吹いて過ごしやすいのが印象的でした。
今回は艦これとガールズ&パンツァー、2作品の聖地である大洗磯前神社に足を運びましたが、那珂の忠魂碑は沈没した船と乗員を偲ぶ石碑ということもあってか、艦これ聖地を前面に打ち出すといった様子はありませんでしたが、ガールズ&パンツァーの街大洗とあって、境内でもガルパン関連の告知が見られ、絵馬も多く奉納されていました。
ガールズ&パンツァーの聖地は大洗町が中心ですが、艦これについては第二次世界大戦中の戦艦にちなんだ場所すべてが聖地といえます。機会があれば、他の艦これにちなんだ場所にも足を運んで、どの聖地が一番盛り上がっているのか確認したいと思います。