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【今月の素組み】先日放映終了の「機動戦士Gundam GQuuuuuuX」の主人公アマテ・ユズリハ(マチュ)が駆る「HG 1/144 GQuuuuuuX」を組む! 独特の関節構造などで可動と精密感良好、付属武器も豊富でポーズも決めやすくて最高!

[2025/7/21 12:00]

 2025年7月の「素組みプラモレポ」では、現在のガンダムシリーズの最新映像作品「機動戦士Gundam GQuuuuuuX」の主役機である「GQuuuuuuX」をプラモデル化した「HG 1/144 GQuuuuuuX」を素組みします。

「HG 1/144 GQuuuuuuX」は、「機動戦士Gundam GQuuuuuuX」に登場する「GQuuuuuuX」をガンプラ化した一品!

 2025年1月17日発売の「HG 1/144 GQuuuuuuX」は、2,200円(税込)の1/144スケールのプラモデル。以前のガンダム作品のMSと比べて腕部と脚部の関節の仕組みが異なることもあり、どの程度フレームが動くか気になるところです。

 早速、箱を開けてみると中にはランナー7枚、シール、マーキングシール、説明書が入っています。

ランナー数は「HG 1/144 ガンダムエアリアル」と同数と少なめ

 最初に前後のセンサー部分などにシールを貼り付けて頭部を制作。

頭部アンテナ展開状態(オメガサイコミュ起動状態)の頭部はAランナー1、2、5、Bランナー39、40、41、43、44、Dランナー3、4、5、6、Fランナー1、2、シール1、2、3、4、5、6を使用。頭部アンテナ非展開状態(オメガサイコミュ未起動状態)の頭部はAランナー1、2、Bランナー39、42、43、44、Dランナー4、7、8、Fランナー3、4、5、シール3、4、6を使用

 続いて、胴体、腕部、バックパック、腰部、脚部、武装、コアブースター再現パーツの順に組んでいきます。

胴体はAランナー8、9、23、24、27、28、30、34、Bランナー11、12、13、14、15、Cランナー11、Dランナー16、17、18、Eランナー1(2個)、17、18、Fランナー6、8、9を使用
右腕はAランナー20、21、Bランナー1、2、4、5、Cランナー12、15、Dランナー1、2、10、12、14、15、Eランナー2、3、4、5(2個)、6、7、8、Fランナー15を使用。左腕はAランナー19、22、Bランナー1、2、3、5、Cランナー12、15、Dランナー1、2、9、11、13、15、Eランナー2、3、4、5(2個)、6、7、8、Fランナー15を使用
バックパックはAランナー12、13、14(2個)、16、29(2個)、Bランナー7(2個)、8(2個)、37、38、Cランナー1、2、3、4を使用
腰部はAランナー25、26、32、33、Bランナー16、35、Eランナー15、16、Fランナー7を使用
右脚はAランナー4、15、17、Bランナー17、18、19、21、22、23、24、26、27、28、31、33、34、Cランナー5、6、16、18、Eランナー10、12、14、Fランナー10、13、14を使用。左脚はAランナー3、15、18、Bランナー17、18、20、21、22、23、25、26、27、28、32、33、34、Cランナー7、8、17、19、Eランナー9、11、13、Fランナー11、12、14を使用
ビームライフルはAランナー6、7、11、Bランナー9、10、シール22を使用。ビームサーベルはAランナー10(2個)、Gランナー1(2個)を使用。シールドはAランナー31、Bランナー6、Cランナー13、14を使用。ヒートホークはBランナー36を使用
コアブースター再現パーツはBランナー29、30、Cランナー9、10を使用

 その後は脚部から腰部、胴体+バックパック、腕部、頭部を組み合わせて作業開始から2時間ほどで「HG 1/144 GQuuuuuuX」が完成。

これまでのキットよりも小さいパーツが多いのでパーツ紛失に要注意!

 非武装状態の正面のシルエットは比較的シンプルながらも、背部のコアブースターを兼ねたバックパックが巨大なこともあり、背後と横から見た姿は迫力十分!

バックパックの大きさの割に安定感は高め

 「HG 1/144 GQuuuuuuX」の腕、肩、脚などの可動範囲は前回作った「EXPO2025 1/144 RX-78F00/E ガンダム (EX-001 グラスフェザー装備)」の素体時や、5月に作った「HG 1/144 ガンダムエアリアル」を超え、まるで2重関節を採用したモデルに匹敵するほどに各部の動きが滑らかです。

腕、肩、股関節、脚の動きがスムーズ!

 組み立てた時点での頭部はアンテナ展開状態(オメガサイコミュ起動状態)をチョイスしましたが、「機動戦士Gundam GQuuuuuuX」1話前半に登場したアンテナ収納状態(オメガサイコミュ未起動状態)の頭部もあるのでそちらに付け替えることもできます。加えて首と頭部の接続部分と頭部とボディの接続部分に可動軸を仕込んだことで、頭の上げ下げも滑らかに行なえます。

歴代のHGシリーズの中で頭部が良く動きます!

 「HG 1/144 GQuuuuuuX」には武装も多く、「アクションベース8 [クリアカラー]」(税込770円)に「HG 1/144 GQuuuuuuX」を差し込んだ上で、まずヒートホークとシールドを持たせてポーズを取らせてみることに。

 シールドは手首付近にセットでき、ヒートホークも武器持ち手の穴に直接差し込んで取り付けることが出来ます。

シールドの保持力は問題ありませんが、ヒートホークはすっぽ抜けやすいので注意!

 今度はシールドはそのままにヒートホークをビームライフルへと交換。ビームライフルについては一度武器持ち手のパーツを分離させる必要があるものの、ヒートホーク以上にカチッと固定が可能です。

劇中ではまともに使用しなかったビームライフルですが、「HG 1/144 GQuuuuuuX」のリリースによって射撃シーンも容易に想像可能に!

 腰部に仕込んであるビームサーベルを装着する際にはビームライフル同様に武器持ち手パーツを一度分離させる必要がありますが、その分フィット感も上々! さらに、シールドを外してビームサーベルを両手持ちさせてもかっこよく決まります!

ビームサーベルは柄を覆うようにはめ込む仕様となっていることから刃も柄もビッグサイズ!

 また、「HG 1/144 GQuuuuuuX」は脚部の可動域が広いこともあり、キックポーズを決めても写真映えします!

「HG 1/144 GQuuuuuuX」は、アクションフィギュアのように動かして遊ぶのが本懐なガンプラであると実感!

 「HG 1/144 GQuuuuuuX」には様々なアクションを取る際に嬉しい平手が用意されていることもあり、ビームサーベル1本と平手を使った臨場感あふれるシーンや、平手を使って何かを受け取ろうとするシーン、実際にヒートホークを平手で受け止めたシーン、徒手格闘を繰り出すシーンなどの演出も可能です。

平手を効果的に利用することでヒーロー物の格闘シーンに近い雰囲気を醸し出せます!

 最後に「HG 1/144 GQuuuuuuX」のバックパックを外し、コアブースター再現パーツを活用してバックパックをコアブースターとして飾ることが出来るなど、「HG 1/144 GQuuuuuuX」のプレイバリューの高さに終始感激した製作体験となりました。

「HG 1/144 GQuuuuuuX」のバックパックに所定のパーツをプラスすることでコアブースターとして展示も可能

 そんな「HG 1/144 GQuuuuuuX」が気になる方は、最寄りのガンプラ販売店および各種ネット店舗で購入してみては?

[池延大栄(大帝オレ)]