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【今月の素組み】「大阪・関西万博」の「GUNDAM NEXT FUTUER PAVILION」をプラモ化した「EXPO2025 1/144 RX-78F00/E ガンダム (EX-001 グラスフェザー装備)」を組む! ど迫力なガンダム立像風にもキメられる!

[2025/6/22 11:54]

 2025年6月の「素組みプラモレポ」では、現在開催中の「大阪・関西万博」会場内「GUNDAM NEXT FUTUER PAVILION」で立像や、公開中の映像作品内に登場する「RX-78F00/E ガンダム」をプラモデル化した「EXPO2025 1/144 RX-78F00/E ガンダム (EX-001 グラスフェザー装備)」を素組みします。

「EXPO2025 1/144 RX-78F00/E ガンダム (EX-001 グラスフェザー装備)」は、「大阪・関西万博」の「GUNDAM NEXT FUTURE PAVILION」内の立像や、館内で上映中の完全新規映像で目にすることのできる「RX-78F00/E ガンダム」を1/144スケールで商品化したもの

 2025年4月11日発売の「EXPO2025 1/144 RX-78F00/E ガンダム (EX-001 グラスフェザー装備)」は、3,960円(税込)の1/144サイズのプラモデル。

 なお、モデルとなった「RX-78F00/E ガンダム」は、2020年12月から2024年3月まで「GUNDAM FACTORY YOKOHAMA(神奈川県横浜市)」内にあった動く実物大ガンダムの資材を再利用しており、横浜で動く実物大ガンダムを見学した方や、それをモチーフにして2020年12月にリリースされた「1/144 RX-78F00 ガンダム」1,650(税込)が手元にある方は既視感があると思われます。

 早速、箱を開けてみると中にはランナー9個、シール、マーキングシール、説明書が入っています。

高価格帯のキットなのでランナー数は多め

 まずは、前後のセンサー部分にシールを貼り付けた上で頭部を制作。

頭部はAランナー15、16、18、Bランナー1、2、3、4、5、シール1、2、3、4を使用

 続いて、胴体、腕部、腰部、脚部、RX-78-2風の武装、ビーム溶接ガン、肩と脚の増加装甲、「大阪・関西万博」で展示中のガンダム立像風にアレンジするのに必要なパーツ、大型バックパックの順に組んでいきます。

胴体はAランナー1、2、11、13、14、Cランナー35、36、41、ポリキャップ1、2(2個)、4、を使用 ※背部スラスターはJランナー14(2個)orCランナー24(2個)の選択が可能
右腕はBランナー6、7、11、14、16、17、Cランナー13、14,15,17、19、22、24、I1ランナー7、14、ポリキャップ3を使用
左腕はBランナー6、8、12、13、15、18、Cランナー13、14,15,16、18、23、25、I1ランナー8、15、ポリキャップ3を使用
腰部はAランナー3、4、5、8、Bランナー19、20(2個)、21、23、24、Cランナー37、38、ポリキャップ4、5(2個)を使用
右脚はAランナー9、10、Bランナー25、26、27、28、30、33、35、36、Cランナー2、4、6、8、9、10、11、12、ポリキャップ6、7、8(2個)、シール10を使用
左脚はAランナー9、10、Bランナー25、26、27、29、31、32、34、36、Cランナー1、3、5、7、9、10、11、12、ポリキャップ6、7、8(2個)、シール11を使用
サーベルはBランナー37(2個)、Cランナー39(2個)を(ビーム刃はほかのHGシリーズから借用することでビームサーベル発振状態を再現可能)使用
シールドはAランナー6、17、Bランナー22、Cランナー30、40を使用
ビームライフルはAランナー7、Cランナー27、28、29、31、32を使用
ビーム溶接ガンはJランナー1、2、3、4、5、20、Cランナー33、34を使用
肩増加装甲はI1ランナー17(2個)、18(2個)、19(2個)、20(2個)、21(2個)、22(2個)、Jランナー15(2個)、21(2個)、22(2個)、Kランナー12(2個)、13(2個)、14(2個)、ポリキャップ15(2個)、シール12(2個)、13(2個)、14(2個)、15(2個)、16(2個)、17(2個)、18(2個)を使用
右脚増加装甲はI1ランナー1、3、5、9、10、13、Jランナー23、24、25、Kランナー6、7、8、9、シール19、20、21、22を使用
左脚増加装甲はI1ランナー2、4、6、11、12、13、Jランナー23、24、25、Kランナー9、17、18、19、シール19、21、22、23を使用
腰部増加装甲はI2ランナー30、Kランナー4、5、15、16、シール24、25、26、27を使用
ガンダム立像風のパーツはI1ランナー16(予備としてもう一つあり)、Jランナー17、18を使用(RX-78-2風の武装のビームライフル固定時にも使用可能)
大型バックパックはI2ランナー23(2個)、24(2個)、25(2個)、26(2個)、27(2個)、28、29、31、32、33(2個)、34(2個)、Jランナー6(2個)、7(2個)、8(2個)、9(2個)、10(2個)、11(4個)、12(2個)、13、Kランナー2(4個)、10(2個)、11(2個)、Lランナー1(2個)、2、3、4(4個)、5(2個)、6(2個)、7(2個)、8(2個)、9(2個)、10(2個)、11(2個)、12(2個)、13(2個)、14(2個)、15(2個)、シール28(16個)、29(2個)、30(2個)、31(2個)を使用 ※Kランナー1(2個)と別売りのアクションベース7をあわせることでソーラーパネルを無線誘導兵器のようにセット可能

 さらに、脚部から腰部、胴体+バックパック、腕部、頭部を組み合わせて作業開始から約3時間半ほどで「EXPO2025 1/144 RX-78F00/E ガンダム (EX-001 グラスフェザー装備)」の素体が完成。

「EXPO2025 1/144 RX-78F00/E ガンダム (EX-001 グラスフェザー装備)」は、このあと取り付ける増加装甲と大型バックパックにシールを貼るのに時間がかかります

 「EXPO2025 1/144 RX-78F00/E ガンダム (EX-001 グラスフェザー装備)」の腕、肩、脚などの可動範囲は前回作成した「HG 1/144 ガンダムエアリアル」とほぼ同等で、加えて前腕部が360°回転可能なほか、ポリキャップを各部に使用することで動きが滑らかです。

可動状況は良好かつ、腕や脚の接続にポリキャップを採用したことで脱着もスムーズ

 また、「EXPO2025 1/144 RX-78F00/E ガンダム (EX-001 グラスフェザー装備)」には、RX-78-2風の武装も付属しており、初代ガンダム(RX-78-2)ぽく飾ることもできます。

武器を持たせてポーズを取ると、細部変更版のRX-78-2(ガンダム)的な佇まい(ビーム刃のみほかのキットのものを流用)

 その後は、RX-78-2風の武装を外したのち、大型バックパックの突起部分をバックパック中央部の穴に差し込んで名実ともに「EXPO2025 1/144 RX-78F00/E ガンダム (EX-001 グラスフェザー装備)」が完成します。

大型バックパックを装着すると自立は不可能かと思いきや、背部の棒状のパーツによって自立できるのがミソ!

 背部のグラスフェザーと増加装甲の青く光る部分は本体へのエネルギー供給用のソーラーパネルという設定があるようですが、グラスフェザーの先端にビーム砲と思しき砲台があることや、ソーラーパネル部分を外してKランナー1(2個)と別売りのアクションベース7に差し込むことで、ガンダムシリーズのファンネル、シールドビットのように展開も可能。ダメ押しでRX-78-2風の武器も活用することで苛烈な攻撃シーンを演出することができます。

ソーラーパネル部分は一部分離可能で、アクションベース7とKランナー1(2個)を追加することで全方位攻撃兵器を炸裂させたかのように見せつけることもOK(本体はアクションベース8を使用)

 大型バックパックについたアームは可動性も良好で、ビームサーベルをペアにして隠し腕風の斬撃シーンも楽々決められます!

大型バックパックのアームは大きく動かせる&ビームサーベルを握ることも余裕

 「EXPO2025 1/144 RX-78F00/E ガンダム (EX-001 グラスフェザー装備)」オリジナル装備のビーム溶接ガンは、パーツ差し替えで射撃形態と収納形態への切り替えが可能で、腕部の3mm穴を活かして固定も可能です。

ビーム溶接ガンは射撃形態、収納形態に変形可能!

 最後は説明書と実際に「大阪・関西万博」の「GUNDAM NEXT FUTUER PAVILION」で見学したガンダム立像の写真と見比べながら、立像風にセッティング! キットの構造上究極再現とはいきませんが、思いのほか立像っぽさを醸し出せます。

パーツの組み替えによって立像感がマシマシに!

 そんな「EXPO2025 1/144 RX-78F00/E ガンダム (EX-001 グラスフェザー装備)」が気になる方は、最寄りのガンプラ販売店および各種ネット店舗で購入してみては?

[池延大栄(大帝オレ)]