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ドローン大手のDJI、操作ミスやプライバシー侵害による賠償もカバーする個人向け「ドローン賠償責任保険」販売開始

[2015/12/24 19:36]

 ドローン販売大手のDJI JAPAN株式会社は、万一の事故に備える「ドローン賠償責任保険」を三井住友海上火災保険株式会社と提携して、12月24日(木)から販売開始しました。年間保険料は支払い限度額1億円の「プランA」で、1台あたり12,000円。

 また、ユーザーがDJI の飛行プラットフォームを正しくより安全に使用できるよう、事前の飛行許可が必要とされる飛行エリアのマップをDJIサイトで公開しました。

DJIのドローン「Phantom 3」。保険の対象となる機種は、Inspireシリーズ、Matrice 100、その他DJI製のフライトコントローラーを搭載した機体

 現在、DJI JAPANのPhantom 3シリーズとMatrice 100には、施設所有(管理者)賠償責任保険案内が同梱され、購入後の登録手続きをしたユーザーに1年間の損害賠償責任を無償で補償しています。

 今回新たに発売を開始する「ドローン賠償責任保険」は、これまでの保険を補完するもの。操作ミスなどによる物理的な損害(第三者への対人/対物賠償)や、撮影によるプライバシー侵害などによって被った人格権損害賠償責任も補償するもの。

 補償期間は1年間で、対象機種は、Phantomシリーズ、Inspireシリーズ、Matrice 100、その他DJI製のフライトコントローラーを搭載した機体。

 補償内容と保険料は以下の通り。保険の提携先、三井住友海上火災保険は今年7月に法人向けの「ドローン賠償責任保険」を販売開始しています。

[工藤ひろえ]