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「ポケモンGO」、認知率は9割超! スマホユーザーのプレイ率は約4割。60代でも15%がプレイ中!

[2016/7/26 18:05]

 世界中で社会的現象と言われるほどの大ブームを巻き起こしているスマホゲーム「ポケモンGO」。インターネット調査でも、7月22日のリリースから1週間足らずで驚くほど多くの人がプレイしていることがわかりました。

 MMD研究所は、15歳から69歳の男女1,949人を対象とした「ポケモンGOの利用実態調査」の結果を発表しました。インターネット調査で、期間は7月25日~7月26日の2日間。

 調査によると、「ポケモンGO」の認知率は92.6%。15歳から69歳の男女1,949人のほとんどが「ポケモンGO」を「知っている」と回答しています。

 調査対象のうち、スマートフォン利用者(1,453名)に「ポケモンGO」をプレイしたことがあるかを聞いたところ、「ダウンロードしてプレイしたことがある」が39.0%、「ダウンロードしたがプレイしていない」が3.7%、「ダウンロードしていない」が57.3%。

 スマホユーザーの約4割が「ポケモンGO」を遊んでいることになり、非常に多くの人が興味を持ち、プレイしていることがわかります。

 年代別に見ると、10代のプレイ率が最も高く51.2%。半数以上のスマホユーザーが遊んでいることになります。20代も48.0%と、半数近くがプレイ。

 30代は37.5%、40代は29.3%とプレイ率が下がっていきますが、50代のプレイ率は35.6%と30代とあまり変わりません。

 「ポケモンGO」は、搭載メモリーが1GB以下のAndroidスマホなど、激安スマホでは非対応の機種があります。もしかしたら、子育てや住宅ローンなど出費の多い40代では端末代を節約していて、非対応のスマホを使っている人が他の世代より多いのかもしれません。

 60代になると、さすがにガクっと下がるものの、それでもスマホユーザーの15.3%が「ポケモンGO」をプレイしています。街角でも、中高年が「ポケモンGO」の画面を開いている姿は珍しくありません。

 「ポケモンGO」をプレイしている人(567名)にプレイしてみた感想や起きたことについて複数回答で聞いたところ、最も回答が多かったのは「バッテリーの消耗が激しい」で67.9%。実際、他の位置ゲームよりさらにバッテリーの消耗が激しい感があり、積極的に遊ぶならモバイルバッテリーが必須と言われています。

 2番目に多かったのは「とても楽しい」で45.0%。「スマホを触る時間が増えた」37.4%、「よく歩く」「歩きスマホをした」がともに34.0%で続いています。

 「歩きスマホ」は、テレビなどでたびたび問題視されていますが、街で見かける「ポケモンGO」プレイヤーは、ルアーが撒かれたポケストップ近辺で立ったり座ったりの姿勢のまま“地蔵状態”で遊ぶ人が多い印象。

 「ポケモンGO」では画面を見続けなくても、ポケストップがあったりポケモンが現れるとバイブで知らせる機能があるので、事故防止のため「歩きスマホ」はなるべく避けるよう心がけたいところです。

[工藤ひろえ]