ゲーム・ホビー

PAC-MANの商品化権をアリババピクチャーズに許諾~中国最大のオンラインショップに向けて商品展開

[2016/8/2 22:20]

 バンダイナムコエンターテインメントが7月29日、中国のアリババピクチャーズグループの娯楽宝と「PAC-MAN」(パックマン)の商品化権を許諾する契約を締結し、同日に上海で開催された中国最大のゲームイベント「China Joy 2016」のバンダイナムコ上海ブースで発表しました。

アリババピクチャーズ副CEO、娯楽宝GMの俞巍氏(左)と、バンダイナムコエンターテインメント執行役員メディア室室長 田中快氏(右)

 バンダイナムコエンターテインメントの執行役員メディア室室長 田中快氏は、「世界中で活躍する『PAC-MAN』ですが、この度、中国市場でも新たな展開を行なうことになりました。今回の許諾によって、ともに『PAC-MAN』のキャラクター商品の展開を進めていきます」と語っています。

 今回の許諾は、アリババピクチャーズグループの娯楽宝に対し、バンダイナムコエンターテインメントが保有する「PAC-MAN」のキャラクター商品を中国を中心に他マカオ、香港、台湾のオンラインショップ向けに開発、製造、販売することを許諾するものです。

 アリババピクチャーズでは、「『PAC-MAN』に対して、アリババグループのビッグデータから出発し、デザイン、製造過 程、様々な販売チャネルなどの専門技術を提供し、アパレルからデジタル製品、ジュエリー、アクセサリー、食品まで、様々なカテゴリーの商品を提供します」としています。

 「PAC-MAN」は1980年にナムコ(現バンダイナムコエンターテインメント)が発売したアーケードゲームで、同年10月にアメリカに進出し、「パックマンフィーバー」といわれる空前のブームになり、2005年には、「最も成功した業務用ゲーム機」としてギネス・ワールド・レコーズに認定されています。

「PAC-MAN」のスクリーンショット
[古川 敦]