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毎号組み立てて3Dプリンターを作る、週刊「マイ3Dプリンター」が少し安くなって本日13日(火)再刊行! 創刊号は399円~初版完成台数23,000台! 充実のサポートと、活発なコミュニティ

[2016/9/13 16:08]

 毎号付属のパーツを組み立てると、軽量でコンパクトな3Dプリンター「idbox!(アイディー・ボックス)」が完成する、週刊「マイ3Dプリンター(全55号)」がデアゴスティーニ・ジャパンより、2016年9月13日よりから再刊行されました。

 税込価格は、創刊号が399円、第2号が1,199円、3号以降は1,898円。マイコンボードが付く第37号2,999円です。完成までに約1年1カ月と、103,293円(税込)かかります。なお、初刊行では109,892円(税込)だったので、少しお安くなっています。

 2016年1月に刊行を終えた週刊「マイ3Dプリンター」は、毎号付属のパーツを組み立てると3Dプリンター「idbox!」が完成するほか、マガジンでは3Dプリントに必要なソフトの使い方が学べます。

完成する3Dプリンター「idbox!」

 初刊行で完成したと考えられる「idbox!」は、2016年のコンシューマー向け3Dプリンターシェア国内No.1と予想される約23,000台とのこと。その人気は国内に留まらず、イギリス、ドイツ、イタリア、スペイン、台湾、香港など世界へも展開し、「たくさんのご要望にお応えし、さらにお求めやすい価格で再刊行することになった」そうです。

 同社では、「どなたでも簡単に組み立てられる」商品開発を目指しているとのことで、サポートや、完成後の修理などの体制充実も図られています。

 サポートセンタースタッフは皆、実際に組立てを行ない、その工程の中で考えられる組み立て上、完成後の問題点を洗い出し、リスト化しているそうで、「デアゴスティーニお客様サポートセンター」の電話口で解決できるよう体制を構築しているとのことです。

 そこで解決が難しい問題は、いったん商品を引き取り「デアゴスティーニお客様修理センター」が担当。「デアゴスティーニお客様修理センター」は、家電などの年間修理実績が200万台以上あるアドレス・サービスが請け負うそうです(※修理は状況により有料)。

お客様修理センター

 なお、組み立て上の修理の約8割は「筐体の歪みによる出力トラブル」で、その原因はネジ止めがきちんとされていないという基本的なもの。パーツの不具合などの理由での修理はほとんどないことからも、商品の完成度の高さを実証でき、今回の再刊行の大きな後押しになったとしています。

 修理センターへの累積入荷台数は完成台数の約1%程度で、同社ではその理由としてユーザー同士が疑問に思ったことなどを持ち寄り解決する「マイ3Dプリンターコミュニティ」の存在を挙げています。

マイ3Dプリンターコミュニティ
[古川 敦]