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トーマスから蒸気がシュッシュッ! タンクレス蒸気システム搭載「プラレール」が発売~給水塔から水を数滴供給して超音波で噴霧

[2017/2/9 18:34]

 タカラトミーが、鉄道玩具「プラレール」の「プラレールきかんしゃトーマス」シリーズの25周年記念商品として、新技術「タンクレス給水システム」によって、給水あそびとリアルな蒸気が楽しめる「蒸気がシュッシュッ!トーマスセット」を、2017年3月30日(木)に発売します。希望小売価格は5,800円(税抜)。

プラレール 蒸気がシュッシュッ!トーマスセット

 トーマス車両とレール、情景パーツなどのオールインワンセットで、最大の特徴はトーマス車両が、情景パーツの「給水塔」で給水を行なうことで、本物のような蒸気を出しながら走ること。本物のような蒸気を出すために、特許出願中の新技術「タンクレス蒸気システム」を採用しています。

 プラレールの58年間の歴史の中でも初めてとなるシステムで、驚きのあるギミックを実現しながらも「かびにくい」、「あつくない」、「少ない水量で楽しめる」という、手軽さ・安全性を備えているとのことです。なお、2005年発売された「サウンド・スチームきかんしゃトーマス」は、内蔵されたタンクの水を使って蒸気を発生させていました。

 また、「おしゃべりボイス」&「蒸気サウンド」も合計27種類備え、残りの水の有無や走行スピードなどにより「ぼくの煙突をみて!」、「シュッシュ~!シュッシュ~!」、「のどがかわいた!」、「ぼくにお水をいれてよ!」、「みーず!みーず!」、「満タンだ!」、「出発進行!」などと変化。プラレールきかんしゃトーマスのほかの商品と一緒に遊ぶと、まるでテレビの中から飛び出した、本物のトーマスがおうちに来たような気分が味わえるとしています。

 遊び方は、付属の情景パーツ「給水塔」の前に停車させた状態で給水塔のボタンを押すと、トーマス本体に給水されて蒸気を吹き上げます。その後、給水された水が無くなるまで、トーマスは蒸気を出し、おしゃべりをしながら走行します。また、煙突部分にはLEDが内蔵され、内部で燃えている炎が表現されています。

 「タンクレス蒸気システム」は、「給水塔」から出した水のしずくが、トーマス本体内部の「超音波式噴霧装置」に直接ついて通電することで、超音波によって蒸気のように見える“霧”が発生するシステムです。水を車両本体には貯めないため、車両本体にカビが発生しづらく、給水塔の中の水もスポイトの水を出すように簡単に廃水できます。

 また、超音波方式の“霧”のため、直接触れても熱くなく、1回の給水で必要な水の量は数滴なので、少ない水量で長時間楽しめます。

 なお、車両がいない状態で給水塔の給水ボタンを押して水が出ないロック機構や、車両に水を上げすぎてしまった場合でも、車両の排水口からでて「給水塔」の向かいの「池」に入るため水がこぼれにくい仕組み、車両に水が残った状態で放置すると、自動で蒸気を吹き上げて中の水を外に出してくれるなど、お手入れを簡単にするための工夫が盛り込まれています。また、レイアウトがぴったり収まるサイズの、防水プレイシートも付属します。

防水プレイシート

 対象年齢は3歳以上。商品内容は蒸気がシュッシュッ!トーマス×1両、貨車(動力車)×1両、直線レール×1本、曲線レール×8本、給水塔×1セット、スタンド式つり橋×2本、防水プレイシート×1枚。

[古川 敦]