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カラオケの採点はZUNTATA! “伝説のクソゲー”「たけしの挑戦状」が30周年で奇跡のVR化~超最先端技術を駆使しVIPに再現 [エイプリルフール]

[2017/4/1 13:35]

 ファミリーコンピュータ用ゲームソフト「たけしの挑戦状」を1986年に発売したタイトーが、「たけしの挑戦状」30周年企画として、「たけしの挑戦状 VR」を2017年4月1日(土)より発売しました。

 「たけしの挑戦状」は、ビートたけしさんが自身初のゲーム監修を手がけた、アクションアドベンチャーゲームです。サラリーマンである主人公が宝探しの冒険をするというストーリーに、たけしさんの「今までにない独創的な発想を入れたい」という意図から、斬新な仕掛けが多数盛り込まれました。「常識があぶない。」のキャッチコピーを体現するかのような理不尽な内容とクリア難易度の高さから“伝説のクソゲー”と称され、語り継がれています。

 そんな「たけしの挑戦状」も30周年ということで、なんと奇跡のVRゲーム化。一般的なVR技術をさらに進化させた、タイトー独自の新VR(VIP Reality)技術を使用し、五感すべてを網羅した、より豪華な体験を提供するとのこと。

 全身を覆う最先端のデバイススーツは高級シルクを使った豪華なタキシード型。イタリアの高級ブランド「ウッソーモ」がデザインし、スーツ内部の様々なセンサーと機械式再現装置が、至高の体験を生み出すとしています。さらに、ゲーム内でお酒を飲めばテキーラが、殴られたら血の味の代わりに厳選した赤ワインが実際に楽しめます(背中に装着されたボトルからチューブを通して口に送られます)。

 カラオケの採点はタイトーサウンドチーム「ZUNTATA」が担当。プレイヤーの歌唱力をプロの視点から多角的に判定します。ストーリーは原作に忠実に、そして実写と見まちがうほどの高精細ポリゴンで完全再現。昔プレイしたことのある人には懐かしい、プレイしたことのない人ならその理不尽さに悶絶するものに仕上がったとのこと。

 さらに、ゲームの象徴的カラオケスナック「あぜみち」のチーママとして、名古屋のご当地アイドルグループ「dela」の秋波愛さん(愛称:あいちん)が特別出演! リアルな質感を追求した高精細ポリゴンにより、まるで本人とデュエットしているような気分が味わえるそうです。

あいちんこと秋波愛さん

 また、「たけしの挑戦状」公式サイトでは、ゲームのキーアイテムでもある離婚届を「たけしの挑戦状」オリジナルデザインで用意。ダウンロードしようとすると、驚きの仕掛けが用意されています。

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[古川 敦]