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鉄道好きの「なぜ?」「どうして?」にこたえる「鉄道KING」創刊! Vol.1では新幹線を大特集~素材や構造、車両陸送、清掃までを絵や写真でわかりやすく

[2017/5/18 13:09]

 鉄道関連の出版事業を展開する株式会社天夢人は5月18日(木)、「鉄道KING」Vol.1を発刊しました。64ページで価格は780円(税込)。

 「鉄道KING」は、小学生から中学生を想定したムック。最新の鉄道情報を取り上げつつ、鉄道運行の仕組みや裏舞台、仕事の現場をクローズアップするなど大人目線の情報をわかりやすくお届けする、今までになかった、知って、学んで考えて、楽しめる鉄道入門書になっているとのこと。

 鉄道の専門雑誌は専門用語も多くハードルが高いことから、子ども向けの図鑑などで興味を持った子どもの「なぜ?」「どうして?」といった知的欲求にこたえる内容になっているとのことです。

 鉄道に興味を持ったものの、専門誌は難しくて……という大人の入門書にも良さそうです。

 巻頭ではJR東日本の「トランスイート四季島」とJR西日本の「トワイライトエクスプレス瑞風」を特集。ふたつのクルーズトレインをメカニズムの特徴から、車内の様子、運行情報までの最新情報をとりあげます。


Vol.1の特集は、「新幹線は世界ナンバーワン!」。

 日本が誇る、新幹線のヒミツを大特集しています。速さ、安全、快適さに注目して、新幹線が世界でもいちばんの鉄道であることを徹底解説。

 「速さのヒミツ」では、素材や構造にはじまり、トンネル通過の工夫、線路の特徴について詳しく掘り下げています。

 「安全のヒミツ」ではコンピュータによる管理システム、車両基地での仕事、ボルトとナットに隠された技術を、「快適」のヒミツでは車両技術から、足湯や美術館などのサービスまでをわかりやすく解説。

 また、東京駅車内清掃チームに密着取材し、「7分間の奇跡」と呼ばれる、7分間でピカピカにする清掃作業がどう行われているかをレポート。

 「新幹線はどこからくるの?」という疑問にこたえる記事も。深夜の国道を巨大なトレーラーに引かれて新幹線が走る“陸送”の世界を、迫力ある写真でレポート。新幹線輸送の現場で働く人々の姿を伝えます。

 「新幹線図鑑」のコーナーでは、N700A・E5系・E7系と3つの新幹線の車両を徹底解剖。台車やパンタグラフ、モーターなどふだん目にできない部分のしくみや、運転台や客席、トイレまで、豊富な写真とともに解説します。

 そのほか、人気のドクターイエローも特集。精密なスケルトンイラストで、ドクターイエローの役割から、点検している項目や車両内部の知られざるヒミツ、ドクターイエローに乗務するまでを、詳しく紹介しています。

 特別綴じ込み付録は、首都圏&京阪神エリアの鉄道路線図ポスター。JRと私鉄をテーマカラーで色分けしたわかりやすい路線図ポスターで、すべての駅名に読み仮名がふってあります。


[工藤ひろえ]