貼ればそこに団地が現れる! あの「住宅団地マスキングテープ」をヴィレヴァンが商品化～Twitterに投稿され団地マニアが歓喜したマステをカモ井加工紙で製作
あの、箱に貼るだけで団地が作れる「住宅団地マスキングテープ」がついに商品化されます。模型愛好家にも嬉しい、Nゲージ(1/150スケール)対応サイズです。全6種類が、「ヴィレヴァン通販」「ヴィレヴァン実店舗」限定で、2018年12月より発売開始されます。長さは10mで、価格は18mm幅が700円(税抜)、24mm幅が800円(税抜)。
住宅団地マスキングテープとは、シンプルな箱に貼るだけで自分の好みの団地を簡単に作ることができマスキングテープ。全ては宗像久嗣さんのツイートから始まりました。構想半年、イラスト制作2日。Twitterに投稿したアイデア「住宅団地マスキングテープ」が3万RT、10万いいねを獲得。
「住宅団地マスキングテープ」というのを思いつきました。
— 宗像久嗣 (@munakata106)2018年8月16日
※団地は写真ではなくイラストですpic.twitter.com/hwslSkMagQ
このツイートの直後から、同社が宗像さんと接触して、商品化について話を進め、ツイートから4カ月で“6種類”の団地マステが誕生。フィギュアや模型と並べることが可能なNゲージ(1/150スケール)対応で、18mmタイプは1階分が2.7mに相当、24mmタイプは1階分が3.6mに相当します。
また、製造はマスキングテープの国内トップメーカーであるカモ井加工紙が協力し、テープの品質にも徹底してこだわったとのこと。団地の奥は深いということで、6種類のマスキングテープをラインナップ。映画「万引き家族」で象徴的に描かれた団地の「裏側」や、“空き家率”が叫ばれ社会問題化している「廃墟団地」も…。スケールにこだわった結果、「高層マンション」だけ100円(税抜)高くなっています。
家の壁を持て余していれば、ボードを用意して根気よくテープを貼りつけるだけで、立派なアート作品になります。無機質な収納ボックスに、根気よくテープを貼りつけるだけで、そこには懐かしのあの団地があらわれます。
フォトフレームに、写真の代わりに根気よく貼ったマステ団地を入れてみると、観る者へ問いかけてくるような作品になります。自作したCDやDVDのジャケットに根気よくテープを貼ってみたり、眼鏡ケースに根気よくテープを貼ってみたりすれば、心の奥底で求めていたものが“団地”であったことに気づくかもしれません…。
