ゲーム・ホビー

あの逃亡をゲーム化した!?「Ghone is gone」がついに発売! 楽器箱に身を隠し西関空港を目指せ~ユーザーレビューは「15分程度でクリア可能」、「紹介画像が全て」

[2020/1/23 16:28]

 WasabiSushiStudiogが、ステルスアクションゲーム「Ghone is gone」を、PCゲームのダウンロード販売などのプラットフォーム「Steam(スチーム)」で2020年1月23日(木)に発売しました。価格は100円。当初は1月20日にリリースとしていましたが、3日遅れで販売開始されました。

 世間を大いに賑わせたあの時事ネタを、いち早くゲーム化したのが「Ghone is gone」。ちなみに、このゲームとはたぶん無関係なカルロス・ゴーン氏の綴は“Carlos Ghosn”です。

 ゲーム内容は、ルソー・ニッソン・ビシビシ企業連合の元CEO・ロスカル・ゴンが、仮保釈されたものの、24時間監視され続け、僅かな隙をついて、迫りくる敵から逃れ、楽器箱に身を隠しながら、西関空港を目指し、ノンレバ国へ脱出するステルスアクションゲームです。Windows 7以降に対応しています。

 大敵、警察・検察や恨みをもつ元ニッソン社員などのヒットマンを時には買収でかわし、時には楽器箱に隠れながら、西関空港を目指します。ゴンはゲーム開始時、2,600億円の資産を所持し、これが体力(HP)、マジックポイント(MP)に相当します。ゴンは相手にお金を投げつけることで相手を買収し、無力化できます。また、楽器箱に隠れることで、敵から見えなくなります。

 お金をすべて失えばゲームオーバー。再逮捕され、長年、豚箱で臭い飯を食う羽目に。どれだけお金を残し、ノンレバ国へと脱出できるかでポイントが決まります。また、保釈金を奪い返すことでスコアが1.5億倍となります。なお、「このゲームはフィクションです。実在の人物・団体・国家・施設とは無関係です」とのことです。

 想定クリア時間は40分ほどとのことですが、ユーザーレビューでは15分程度でクリアできるようです。また、「ネタゲーであるがバカゲーではない、というのが率直な感想。微妙な気持ちになれるゲーム」、「まさに時事一発ネタゲームの極み。何ゲーなんだ…シューティング…?いったい我々は何と戦っているんだ…」、「素晴らしいことにストアページの紹介画像が全てと言ってもいい」、「100円をドブに捨てたと思って買ってみろ。時間までドブに捨てることになるぞ」との評価がされています

[古川 敦]