伝説の「X68000」のリメイク版「X68000 Z PRODUCT EDITION BLACK MODEL」が“X68000の日”の本日8日(木)からAmazonで予約開始! 税込29,535円から~FDDはSDカードスロットに! 5インチのモニターも登場
SoCソリューションプロバイダーの瑞起が、シャープが1987年3月に発売したパーソナルワークステーション「X68000」のリメイク版X68000 Zシリーズの最新モデル「X68000 Z PRODUCT EDITION BLACK MODEL」を、2023年9月28日(木)に発売します。6月8日(木)0時から「Amazon瑞起ショップ」で予約受付を開始しています。価格は29,535円(税込)から。
本体色は高級感のあるブラックカラーを採用。昨年発表された前作の「X68000 Z LIMITED EDITION EARLY ACCESS KIT」は購入型クラウドファンディングで提供されましたが、今回、製品版として正式販売されます。また、当時のX68000ユーザーを魅了したズームのゲームを収録した「ZOOMパックⅠ」も同日より予約開始し、8月8日(火)に発売します。
6月8日 X68000の日ですpic.twitter.com/MBqjLK57UF
— SHARP シャープ株式会社 (@SHARP_JP)June 8, 2023
そしてなんとX68000の日にX68000 Zのブラックモデルがアマゾンで予約できるようになりました。https://t.co/P5e1l0NkBDpic.twitter.com/uc9w1SuTfY
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「X68000 Z PRODUCT EDITION BLACK MODEL」は、EARLY ACCESS KITを進化させた製品版として、X68000エミュレータを搭載。前作と比較し、よりX68000の実機に近い遊びを実現することができるとしています。ハード面では、人気のブラックカラーを採用し、マウスのサイドボタンは左右1ボタンずつの当時の仕様を再現しており、あの頃の操作感が蘇ります。
また、X68000 Z専用コントローラーとして、連射機能がある「JOYCARD」を新たに開発、快適なゲーム体験を提供するとのこと。さらに「コンプリートパック」には当時リリースされた名作ゲームを複数タイトル収録した「ゲームコレクションVol.1」が同梱されています。
商品ラインナップは3種類で、本体に「グラディウス」と専用コントローラー「JOYCARD」をセットした「スターターパック」が29,535円(税込)、これにキーボードとマウスを追加した「ベーシックパック」が65,780円(税込)、さらにX68000モニターの形状を再現した5インチの「X68000 Z モニター」や、「X68000 Zのテーマ曲CD」、当時のゲームを複数タイトル収録した「ゲームコレクションVol.1」などを追加した「コンプリートパック」が87,780円(税込)でラインナップされます。また、マウスやキーボードのほか、JOYCARDは単品でも販売もされます。「ゲームコレクションVol.1」は、後日単品販売も予定されています。
同社はこれまで、X68000の有識者を中心としたHACKER‘S EDITION参加者の協力による成果物の実装、ユーザーの声を積極的に取り入れたアップデートや商品開発を行ない、歴史の「if」に挑戦してきたとのこと。今後は、ユーザー同士のコミュニティを活性化することを目的としたコミュニティサイト「Z-CLUB」の運用を通じて、「X68000 Z」シリーズ全体の活性化を図るとともに、さらなる文化の継承と発展を目指していくとしています。
「X68000 Z PRODUCT EDITION BLACK MODEL」概要
本体カラー:ブラック
チップ:ZUIKI Z7213
Quad-core Cortex A7アーキテクチャ/Mali-400 GPUを採用したARMベースのSoCで、複数のレトロミニゲーム機に採用された実績があります。
メモリ:DDR3 512MByte
ストレージ:NAND 512MByte
電源:USB Type-C 5V 3A (15W)
サイズ:約W65㎜ × D114㎜ × H151㎜
重量:約600g
「ベーシックパック」 65,780円(税込)
同梱機器:本体、キーボード、マウス、グラディウス、JOYCARD、HDMIケーブル、USB Type-Cケーブル、システムディスク、ギャランティーカード、クリアファイル
「X68000」とは
「X68000」は、シャープが1987年に発売して一世を風靡したパーソナルコンピュータ。マンハッタンシェイプといった独特のフォルムに加え、当時、家庭用では最高水準となる高度なグラフィック機能やオーディオ機能を備えていたことから、発売と同時に大きな話題となりました。
その機能の高さから「パーソナルワークステーション」とも呼ばれ、アーケードゲームを移植できたほか、ユーザーがゲームなどを独自に製作できる環境を提供するなど、用途は多岐にわたりました。同シリーズは高い人気が続き、1993年発売の最終モデルまで多くのシリーズモデルがラインアップされています。