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女性に聞いた夫のおこづかいがキビしい~月3万円以下が6割超で、1万円以下も1割超

[2015/5/29 16:33]

 女性向け体調管理アプリ・サイト「ラルーン」が夫のおこづかいに関する調査結果を発表しました。5月に「ラルーン」会員にアンケートを実施したもので回答者は女性のみ。1,021名の回答結果をまとめています。

 調査によると、夫が使うお金はおこづかい制の家庭が73.3%と7割以上を占めています。おこづかいの金額は、ひと月3万円以下が64.4%と6割を超え、ボリュームゾーンは2万~3万円で32.7%。おこづかい戦線はかなり厳しいもようです。

7割の夫がおこづかい制
2~3万円がもっとも多く、3万円以下が6割超。1万円以下も1割を超えます

 夫からおこづかいの金額アップを要求されたことのある女性は53%。1万円以下という家庭が11.5%と1割を超えていますから、要求が出るのも無理はありません。要求があったときどうしたかという質問に対しては、「上げなかった」が59.3%と約6割に上ります。「希望の金額まで上げた」はわずか6.4%。春闘の賃上げ交渉なみに厳しいようです。

おこづかいベースアップ要求に対する妻の回答

 ただし、夫だけに我慢させているわけではなく、夫と比べて自分のおこづかいは「低い」が57.4%と6割近く。妻も自分の欲しい物は我慢して節約している姿が浮かび上がります。

妻のおこづかいが夫より低い家庭は半数以上

 調査で寄せられたコメントでは、「以前は2万円渡していたが、使ってないのに無くなっていると言ってくるため、月5千円にした。(20代後半)」、「住んでいる県が変わると物価も変わり、付き合いが大変だと言っていますが、金額は上げてません。(20代前半)」など厳しい声が。

 1970年代に1日千円のおこづかいでやりくりするサラリーマンを称した「千円亭主」という言葉が流行ったことがありますが、40年経ってもあまり状況は変わっていないようです。

 ただし、「おこづかい」と一言でいっても内実はさまざま。タバコは家計費で購入する家庭もあれば、毎日愛妻弁当を持たせる家庭もあります。おこづかい値上げよりも、これは家計費でお願い、という形で実質的なおこづかいアップを狙うほうが成功率が高い……かもしれません。

[ネタとぴ編集部]