映画『ターミネーター:新起動/ジェニシス』日本語版、シュワちゃんは安定の玄田哲章さん! 玄田さんのインタビューも到着
7月10日(金)に全国公開される映画『ターミネーター:新起動/ジェニシス』 の日本語版吹き替えキャストが発表されました。
『ターミネーター』シリーズは全世界累計興行収入約1680億円以上、日本でも累計興行収入220億円の超大作シリーズ。第3作・第4作では出演しなかったアーノルド・シュワルツェネッガーがターミネーターに帰ってくる『新起動/ジェニシス』は、期待の新作です。
そのシュワルツェネッガーの吹き替えは、シュワルツネッガーといえばこの人という玄田哲章さんが演じることが決定。
玄田さんは、数々のハリウッド俳優の吹き替え、アニメ作品の声優を務め、最近では映画『トランスフォーマー』シリーズのオプティマス・プライム司令官などを演じています。
人類抵抗軍のリーダー、ジョン・コナー役は小山力也さん。小山さんは、「24 -TWENTY FOUR-」のジャック・バウワー役でお馴染みの人も多いはず。
ジョン・コナーの母であり人類最後の希望であるサラ・コナー役は藤村歩さん、未来の鍵を握る人類抵抗軍の戦士カイル・リース役には細谷佳正さんが決定しました。
第3作・第4作ではシュワルツェネッガーが出演しなかったため、日本語版の声を担当する玄田さんもターミネーター役を演じるのは久々となります。
以下、玄田哲章さんの公式インタビューの内容を省略なしで(ほぼコピペで)お届けします!
玄田哲章is BACK! シリーズ復帰への意気込みを語る!
シュワルツェネッガーの12年ぶりのアイルビーバック! について
やっと帰って来たか! という感じ。皆さんも、心待ちにしていたと思いますが、本当に興奮しました。
実は、不思議ですが、(シュワルツェネッガーは)大スターなのにスターと思ったことがないんです。なんせ、一行のセリフを話すのも大変だった若い頃から、彼と付き合っていますから。年齢は1つ違い(※シュワが1つ上)なので、同世代として勇気を与えてくれる存在。一緒に作品を作り、一緒に成長してきた同志だと思っています。
シュワルツェネッガーの来日について
「シュワルツェネッガーといえば玄田哲章」になるよう頑張ってきました。30年も演じ続けてきた今では、すーっとT-800ターミネーターの中に入っていけるようになったほど。もし本人に会えたら、たくさん聞きたいことがありますね。でも、興奮し過ぎて全部忘れてしまうかもしれない(笑)。
『ターミネーター』シリーズの魅力について
T-800ターミネーターは、ロボットだから人の心が理解出来ないはず。けれど、それでも理解しようと頑張る姿が何とも言えない。ストーリーが進むごとに、いつの間にかT-800に対して感情移入してしまうんです。『ターミネーター2』で、それを思わせるセリフがあるんです。「人間がなぜ涙を流すのか理由がわかった。俺には泣くことはできないが」と。グッときますね。
「人工知能に《心》はあるのか?」というテーマについて
T-800自身は気づいていないかもしれませんが、予期しない展開で彼に<心>が出てくるように感じます。新作では、「俺は古いが、ポンコツじゃない。」というセリフがあるんです。T-800だって、シュワルツェネッガーや私と一緒で老いるんですよ(笑)。
でも、馬鹿にされたくないからそんなセリフを言って、命を懸けてサラ・コナーを守るんです。強敵が次々と出てくる中で、それを超えていかなければならない。ターミネーターは、どんどん学習していると思います。ぜひ皆さんの目で確かめて欲しい。
『ターミネーター』を待ちわびているファンへのメッセージ
皆さんが待っていたターミネーターが帰ってきました!!
僕もいつか帰ってくるのでは? と思っていましたが、やっとその日が来ました。皆さんを必ず満足させることが出来る仕上がりになっています。とにかく終始驚きの連続! そして想像もつかない結末が待っている。絶対に裏切らないので、ぜひ、劇場へ足を運んでいただきたいと思います。