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KADOKAWAが『ゼロの使い魔』続刊発行を発表! 著者のヤマグチノボルさんから続刊刊行を託された経緯を明らかに
[2015/6/26 13:05]
KADOKAWAは、ライトノベル MF文庫J『ゼロの使い魔』シリーズの続巻を刊行すると発表しました。
『ゼロの使い魔』著者であるヤマグチノボルさんは、2013年4月4日に永眠されました。KADOKAWAによると、闘病の間、ヤマグチノボルさんは『ゼロの使い魔』シリーズ完結へむけ、続刊2冊のプロットを作成されていました。
入院当初は自ら最終巻まで執筆を行うと言われれていたヤマグチノボルさんですが、やがて、作成されたプロットを元に、『ゼロの使い魔』の続刊の制作を託したいと、編集部へ依頼されたそうです。
また、KADOKAWAのカスタマーサポートセンターには、国内外を問わず、たくさんの読者方から続刊を希望する声が寄せられていたとのこと。
ヤマグチノボルさんのご遺志と読者の要望を受け、『ゼロの使い魔』第1巻が発売された2004年6月25日にちなみ、2015年6月25日に『ゼロの使い魔』公式サイトで続巻刊行の決定を発表するに至ったと経緯を説明しています。
『ゼロの使い魔』公式サイトでは、続巻刊行の経緯の説明のほか、ヤマグチノボルさんと親交の深かった方からのコメント、『ゼロの使い魔』を巡る年表、2012年に開催された『MF文庫J 10周年記念 夏の学園祭』で公開された展示パネル『ゼロから見てみるゼロの使い魔』のデータなどを公開していくとのこと。
MF文庫J編集長の万木壮氏は公式サイトで、「『ゼロの使い魔』はあまりに偉大な作品であり、今回のご報告も皆様の様々な思いを呼び起こすであろうこと、承知しているつもりです。今はただヤマグチ先生が思い描かれていたルイズと才人の物語の結末を、大切に皆様へとお届けできるよう努めてまいります。」とコメントを寄せています。