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仕事、いつまで続けたい? ~ビジネスパーソンが考える引退時期は「定年まで」が44%。「生涯現役」派も2割超

[2015/6/30 12:12]

 働き方と天職を考えるウェブマガジン「瓦版」は、若年リタイアについてと、引退後の過ごし方についての調査結果を発表しました。調査対象は瓦版読者で、男性300人、女性422人。年代は20代389人、30代180人、40代115人、その他38人。

 「いつまで働いていたいか?」の質問に対して、最も多かった回答は「定年まで」で全体の44%。続いて、「40代まで」26%、「生涯現役」21%。



 「定年まで」が半数近くを占めますが、「40代まで」が26%と3割弱を占めています。ちなみに「50代まで」は約1%。50代になると定年も近いため、早めに引退したいと考えている人が40代を選択したようです。

 一方で、「生涯現役」も2割を超えています。現在の定年は多くの場合60歳ですが、年金受給は65歳から。今後さらに受給開始年齢が引き上げられる可能性もあり、働けるなら一生仕事をしたいと考える人も少なくないようです。

 「その他」の自由回答では「やりたい仕事ならずっとやっていたい」、という条件付き生涯現役派や「今すぐにでも辞めたい」という即日引退派、「引退できる資金ができるまで」という意見も。現在何のために仕事をしているかが伺える回答が寄せられています。

 引退後については、1位が「ひたすらのんびり」43%、2位が「趣味に没頭」34%とゆっくりしたい派と趣味に時間を使いたい派に二分されました。「海外に移住」も7%と少なくありません。

 なお、経済協力開発機構(OECD)の2007年から2012年の資料によると、日本人の平均退職年齢は、法定定年年齢65歳に対して、男性で69歳、女性66.7歳。現実には定年以降も働いている人が多いという数字になっています。

[ネタとぴ編集部]