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「どんなアルバイトでいくら稼いでる?」~学生アルバイト、収入の平均額は月4万4,775円

[2015/7/9 11:16]

 リクルートキャリアが運営するサイト「就職ジャーナル」は、学生のアルバイトについて調査を実施。調査は6月20日・21日の2日間、大学2年生~大学院2年生596人(男子314人、女子282人)を対象に行われました。

 調査によると、アルバイトをしている学生は50.5%で約半数。そのうち13.0%は2種類以上のアルバイトをかけもちしていることがわかりました。



 アルバイトをしている学生の割合は、男子学生よりも女子学生、大学院生よりも大学生、理系学生よりも文系学生の方が多い結果になりました。女子学生は56.0%と、男子学生の45.5%を大きく上回り、地域別では、首都圏・中京圏の学生のアルバイト率が全国平均を上回りました。

 アルバイトで稼ぐ月収の平均額は4万4,775円。女子学生4万2362円に対して男子学生4万7441円と男子学生の方が高くなっています。また地域別では、首都圏が4万7,132円、近畿圏が4万6,043円、中京圏が4万3,037円で、その他の地域の平均4万910円よりも高くなっています。



 1カ月に稼ぐ額をアルバイトの種類別に見ると、「飲食店店員」の平均額が最も高く4万9,657円。次いで、コールセンタースタッフなどの「その他販売・接客」「コンビニ・スーパー店員」も4万円台半ばで続き、総じて接客系アルバイトの平均額が高い傾向が見られます。

 アルバイトの種類では、「塾講師・家庭教師」をしている学生が全体の26.9%を占めて最多。「飲食店店員」も22.3%で続きました。

 「やりがいを感じるのはどんなとき?」という問いには、「額を梱包しているので、きれいに手早くできたときの喜びはひとしお」、「塾で自分が担当している生徒の成績が上がり、生徒に『先生の教え方がわかりやすいから成績伸びたよ!ありがとう!』と言われた時」、「郵便局でゆうパックの仕分けをしている。大切な郵便物を扱っていると思うと、責任感と同時にやりがいを感じる」といった声が寄せられています。

[工藤ひろえ]