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ガイアックスが「LGBT支援宣言」! 採用は性別不問エントリーシートに、福利厚生の権利を同性間のパートナーにも

[2015/8/27 15:42]

 株式会社ガイアックスが、「LGBT支援宣言」! 2016年度から、採用時のエントリーシートや社内の人事規定を変更すると発表しました。LGBTは、「レズビアン・ゲイ・バイセクシャル・トランスジェンダー」の略称で、性的マイノリティの総称。



 ガイアックスでは、2016年度に、異性間の婚姻時に提供している結婚祝い金や休暇などの福利厚生の権利を同性間のパートナーにも平等に提供するよう、 人事制度の改定を行う予定。採用時のエントリーシートの性別欄を不問もしくは自由記入という形に変更するとしています。

 また、ガイアックスでは今年6月に企業向けLGBT研修を自社社員向けに実施。その後も継続的にLGBTフレンドリー、 多様性のある職場環境を維持するために社内にLGBT委員会を設置するとしています。LGBT委員会は、社内のセクシャリティにおいて様々な立場の人、人事・採用責任者、執行役の計6名で構成し、社内外含めた施策を実施していくそうです。

ガイアックスでは今年6月に企業向けLGBT研修を自社社員向けに実施



 2015年電通ダイバーシティ・ラボ調査によると、LGBTは現在、日本の人口の7.6%に上ります。13人に1人はLGBTということになりますが、ガイアックスによると海外でもLGBTは3~10%と言われており、 欧米の先進国ではLGBTはすでに人権問題として扱われ、企業には社員がセクシュアリティに関わらず自分らしく働けるよう、社内環境や制度の見直しが求められているとのこと。GoogleやAppleをはじめとした企業が、 研修や社内制度の是正を行っているそうです。

2015年電通ダイバーシティ・ラボ調査によると、現在、日本の人口の7.6%がLGBT


[工藤ひろえ]