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自分で組み立てて、音声コマンドや専用アプリで遊べるロボット「MECCANOID」、タカラトミーから11月発売!

[2015/9/2 13:53]

 タカラトミーは、組み立て式人型ロボット「MECCANOID(メカノイド)」2種を11月7日(土)に発売すると発表しました。モデルは2種で、希望小売価格は全長約61cmの「MECCANOID G15」が30,000円、全長約122cmとサイズの大きい「MECCANOID G15 KS」が50,000円(税別)。

 全国の玩具専門店、百貨店・量販店の玩具売場、インターネットショップ、タカラトミー公式ショッピングサイト「タカラトミーモール」などで販売されます。

完成済の「MECCANOID」2種 (左:MECCANOID G15 KS、右:MECCANOID G15)
大きさの比較

 「MECCANOID」は、カナダのスピンマスター社が今年、イギリスを皮切りに発売を開始した組み立て式ロボット。34種の音声コマンドを認識し、約900種の音声フレーズと動作を組み合わせてコミカルな反応をする、まったく新しい組み立て式ロボットとのことです。

 パーツは六角レンチドライバー1本だけで組み立て可能。タカラトミーでは、「ひとつひとつのパーツを組み立て、完成したロボットが心を持ったように動き出し話しかけてくれる瞬間の喜びを日本でも体験して欲しい」とコメントしています。

パーツは「G15」で約600種、「G15 KS」で約1,200種。六角レンチひとつで組み立てできます

 「MECCANOID」の主なターゲットは子どもではなく、30~40代の男性。ロボットアニメや特撮映画を見て、ガンプラで遊んだ世代に向けた商品です。メカノイドのノスタルジックなデザインと不器用でロボットらしい動きに懐かしさを感じると同時に、最新のテクノロジーも楽しめるとしています。

 パーツは大きいサイズの「MECCANOID G15 KS」のパーツは約1,200種、小さいサイズの「MECCANOID G15」でも約600種あります。六角レンチだけで組み立て可能で、「MECCANOID G15」は約3~4時間、「MECCANOID G15 KS」は約5~6時間で完成できるとのことですが、パーツをひとつずつ組み立て完成させた後、電源を入れると手足を使って動き出した瞬間には、かなりグッとくるものがありそうです。

 組み立てだけでなく、「MECCANOID」はインタラクティブに遊べることが大きな特徴です。

 組み立てが完成して電源を入れると、大きな目、関節など各所のLED が光り、手足をぎこちなく動かしながら 「起動中、起動中、環境をスキャン中……生命体スキャン中……生命体を人間と認識」と言います。

 次に「君の名前が 知りたいな」と言われるので自分の名前を教えると「はじめまして○○(名前)。君が僕を作ってくれたんだね!」 と覚えてくれ、コミュニケーションがスタート。

 タカラトミーでは日本発売にあたり、すべてのセリフやコマンド、機能を日本仕様に開発。目覚まし機能や時間を知らせてくれる機能はもちろんのこと、音声コマンドでさまざまな指示ができるとのことで、「一緒に 歩いて」と言って手を引くと一緒に歩いてくれたり、「冗談を言って」というとくだらない話をしてくれたりします。

専用アプリで手足の動きやLEDの光など一連の動作を覚えさせたり、モーションキャプチャーで遊ぶことも可能

 無料の専用アプリとBluetooth でつなぐと、手足の動きやLEDの光、音声を一連で覚えさせることも可能。スマホをメカノイドのクレードル(スマホホルダー)にセットすると、自分の動きを真似させて遊ぶこともできるなど、いろいろな楽しみ方ができそうです。

 今後は、付属のUSBケーブルとパソコンをつないでインターネット経由で音声プログラムの更新なども可能にしていく予定とのことで、おしゃべりもワンパターンにならずに楽しめそうです。

 タカラトミーはYouTubeで「MECCANOID」を紹介する動画を公開しています。「MECCANOID」が気になった人は動画で動きや遊び方を確認してみてください。


©TOMY

[工藤ひろえ]