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国土地理院が記録的な大雨被害に関する情報のまとめページを公開~無人航空機による動画も

[2015/9/11 10:45]

 国土地理院は、「台風18号による大雨等に係る情報」と題した、大雨被害に関する情報のまとめページを公開しました。ただし10時20分現在、アクセス過多のため、資料PDFや無人航空機による動画などは非常にダウンロードしづらい状態になっています。

統合災害情報システム「DiMAPS」の利用画面

 被害に関する情報をまとめたページでは、統合災害情報システム「DiMAPS」で現地調査の結果を確認できるほか、被災地周辺の標高段彩図、被災地周辺の治水地形分類図、無人航空機(UAV)による動画などを公開。

 テレビで浸水地域での救出状況が報道された茨城県常総市についてはPDFで「茨城県常総市の推定浸水範囲(PDF:1MB)」が公開されています。

 「DiMAPS」は利用できますが、読み込みに時間がかかるため、[被害情報を見る]→[台風18号・17号による大雨等に係る最新の被害状況(9月11日6:00)]をクリックしてから表示されるまで気長に待つ必要があります。いったん表示されると、比較的快適に利用できます。

 「DiMAPS」は、地図と被害状況などの情報を重ねて見ることができるシステムで、地図から河川の被害、土砂災害などの起こった地点が確認できます。現在までにまとめられた河川の被害は栃木県に集中していますが、地図から被害地を見ていくと、埼玉県草加市でも河川の漏水が起こっていたことがわかります。

[工藤ひろえ]