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2015年度のグッドデザイン賞、1,337件が受賞。審査委員長はHAKUHODO DESIGN社長の永井一史氏

[2015/9/29 16:07]

 公益財団法人日本デザイン振興会は、主催事業であるグッドデザイン賞の2015年度受賞結果を9月29日に発表しました。

 今年の審査委員長はHAKUHODO DESIGN代表取締役社長の永井一史氏。東京オリンピックのエンブレム選定の審査委員長も務めた著名なグラフィックデザイナー、永井一正氏のご子息にあたります。

 2015年度のグッドデザイン賞は、のべ3,658 件のデザインを対象に審査を行い、1,337件の受賞が決定しました。このほか、これまで10 年以上にわたって生産と販売が続けられ、ユーザーからの高い支持を得ている商品などに贈られる「グッドデザイン・ロングライフデザイン賞」は33件が受賞しました。

「グッドデザイン・ベスト100」選定対象の例。「ベスト100」から今後特別賞が決定します

 グッドデザイン賞受賞作の中から今後、「グッドデザイン金賞」などの特別賞各賞が決定しますが、特別賞各賞の候補となる「グッドデザイン・ベスト100」も合わせて発表されました。

 発表されたグッドデザイン賞およびグッドデザイン・ロングライフデザイン賞の受賞作は、10月30日から東京ミッドタウンで開催される受賞展「グッドデザインエキシビション2015(G展)」に出展されます。

 2015年のデザイン・オブ・ザ・イヤーにあたる「グッドデザイン大賞」については、10月30日にグッドデザイン大賞候補が発表され、グッドデザイン賞審査委員と今年のグッドデザイン賞受賞者、受賞展来場者による投票を実施し、最多得票数を得た1件が「グッドデザイン大賞」に決定します。「グッドデザイン大賞」は11月4日に決定、発表される予定です。

[工藤ひろえ]