世界初、マグネシウム発電地搭載可能！　可愛くて小さなクルマ「piana」、東京モーターショーに出展

　株式会社STYLE-Dは、世界初のマグネシウム発電地搭載可能なスモールカー「piana」を「第44回東京モーターショー2015」に出展すると発表しました。東京モーターショーは10月29日（木）から11月8日（日）まで東京ビッグサイトで開催されます。

「第44回東京モーターショー2015」に参考出展される「piana」

　「piana」は、“笑顔になっちゃうかわいい家族”がコンセプト。第43回東京モーターショー2013で注目を集めたコンセプトカー「D-FACE」を2年かけて実用化したモデルで、元TOYOTAのデザインプロデューサー、山下泰弘さんがデザインを担当しています。

　これまでの「超小型モビリティ」と言われるスモールカーは、運転席・後部座席という配列の縦2人乗りでしたが、「piana」は、フロントハッチ式のドア（可動域600mm）を採用することで運転席・助手席の横2人乗りを実現。

　また、標準のリチウム電池と、水で発電できるマグネシウム発電池（別売）のハイブリッド化が可能な仕様。STYLE-Dでは、「デザイン性だけでなく実用性に優れ、量産にも十二分に対応する完成度の高いプロトタイプ」に仕上がったとしています。

　出展される「piana」はプロトタイプとあって、実用化まではまだ少し時間がかかりそうですが、かわいく斬新なデザインとマグネシウム発電池搭載可能という先進の機能で注目を集めそうです。

車両前面が開く、フロントドアデザインを採用。雨の日もドアが傘代わりになります。ドアを開けるのに必要な前面スペースは60cmとコンパクト

「piana」の主な仕様

サイズ　　　　： 全長2,498mm、全幅1,480mm、全高1,600mm
ホイールベース： 1,520mm
トレッド　　　： 1,235mm
重量　　　　　： 400kg
バッテリー　　： 72V 50Ah×2(充電時間3時間)
出力定格　　　： 8kW ブラシレスモーター
走行距離　　　： MAX120km
最高速度　　　： 75km／h
登坂能力　　　： 20度
その他の特長　： フロントオープン型 電動フロントドア（ボディプッシュボタン＆スマートキー操作）
　　　　　　　　 世界初マグネシウム発電地搭載可能（発電機能搭載型次世代 EV）