机の上でドリフトできる! タカラトミーが全長約10cmの本格ドリフトRC「ドリフトパッケージ ナノ」10月31日発売
タカラトミーは、手のひらサイズの本格ドリフトRC(ラジコンカー)「ドリフトパッケージ ナノ」を10月31日(土)に発売すると発表しました。希望小売価格は各5,800円。
「ドリフトパッケージ ナノ」は約10cmの手のひらサイズと超小型ながら、2.4GHz帯の電波通信によるクイックレスポンスを実現した本格ドリフトRC。
RC専門メーカーの株式会社ヨコモが製造・販売する大型本格RC「ドリフトパッケージ」をベースに、2008年に「ドリフトパッケージ ライト」(全長約15cm)を共同開発した実績から、今回もヨコモと本商品を共同で開発。小型化しただけでなく、新たにデジタルプロポーショナルシステムの搭載や2.4GHz帯の電波通信を採用しています。
株式会社ヨコモは競技用RCカーの専用メーカー。RCカーレースの最高峰、世界選手権レースでも活躍していて、13回の世界チャンピオンに輝いています。
今回発売される本格RCシリーズ最新作の「ドリフトパッケージ ナノ」は、「実生活では味わえないスリリングなスピード走行と本格的で軽快なドリフト操作を、サーキットに行かずともデスクの上や小さなスペースなど遊ぶ場所を限定せずに気軽に楽しめるように」とこだわって開発したそうです。
「ドリフトパッケージ ナノ」の車種は、「日産フェアレディZ NISMO レッド」、「日産 180SX ブルー」、「マツダ RX-7(FD3S) イエロー」、「日産 シルビア(S13) ブラック」の4モデル。サイズは、「日産 180SX ブルー」本体の場合、全長100mm、幅40×高30mm。
ハンドルを切ると4輪駆動で走行する車体がタイヤをスライドさせながら向きを変えて曲がる本格的なドリフト走行を始めます。タイヤの素材や車体の重心バランスを、リアルかつなめらかにドリフトするような仕様に設計したことで、だれでも簡単に本格ドリフトが楽しめるそうです。
車体の走行はコントローラーのスロットルトリガーを引くことで行います。微妙な力加減で走行スピードをコントロールできる「デジタルプロポーショナルシステム」を搭載したことで、低速から高速走行まで思いのままに制御することが可能になったとのこと。
コントローラーはRC用の充電器も兼用していて、シャーシをセットして20分の充電で15分の走行が可能。コントローラーの使用電池は単3×4本で別売となります。
2.4GHz帯の電波通信方式を採用することで、レスポンスが良くなっただけではなく、操作範囲も最大10mに拡大。また、同時に10台の操作が可能になりました。
タカラトミーでは、今後も本格サウンドと一緒に迫力の走行を演出できるシリーズや、ドリフトテクニックを楽しめるセット商品など、新商品を展開していく予定です。