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デルタ航空が機内食用の食器デザインでアレッシィ社と提携。2017年からアレッシィデザインに

[2015/11/12 17:49]

 デルタ航空(NYSE:DAL)は11月11日、国際線と米国大陸横断路線の最上位クラス「デルタ・ワン」と、米国内線の「ファーストクラス」で使用される食器類の刷新にあたり、ハウスウエアメーカー「アレッシィ(ALESSI)」を選定したと発表しました。アレッシィ社のデザイナーとともに、モダンで機能的なデザインのオリジナル食器類を開発し、2017年中頃に機内に搭載する予定とのことです。

 アレッシィ社の製品が大手航空会社の機内に導入されるのは今回が初めて。国際線の「デルタ・ワン」は、「ビジネスエリート」と名づけていたビジネスクラスの名称を今年3月に変更したクラスです。

 アレッシィは現代的でスタイリッシュなデザインで知られるハウスウェアブランド。動物や顔などを取り入れたちょっとユーモラスなデザインの製品もラインナップしていて、日本でも人気のブランドです。

 今後数ヶ月にわたり、デルタ航空の機内サービスチームとアレッシィのデザイナーチームが協力して、コンセプトづくりからデザイン、機内での試作品テストを経て、2017年中頃の導入を目指すとのこと。

アレッシィが10月に発表したカトラリー新製品「コッロ・アルト」シリーズ。デザインはインガ・センペ氏
こちらもアレッシィが10月に発表した新製品で、「カレイドス」と名付けられたバスケット。デザイナーは新谷直子氏。スチールをカットし折り曲げるアレッシィの生産技術が効果的に使われています
[工藤ひろえ]