「2015年 Google検索による流行語ランキング」の大賞は「マイナンバー」。流行語大賞より「こっちの方が納得」と話題に
Googleは12月1日(火)、「2015年 Google検索による流行語ランキング」を発表。大賞は「マイナンバー」となりました。2015年1月1日から11月30日までの検索ワードをもとに集計したもので、10位までのランキングは以下の通り。
大賞:マイナンバー
2位:ラッスンゴレライ
3位:エンブレム
4位:ドローン
5位:北陸新幹線
6位:あったかいんだから
7位:大阪都構想
8位:火花
9位:おにぎらず
10位:モラハラ
ネットでは、先日発表された、毎年恒例の「現代用語の基礎知識」選の「2015 ユーキャン新語・流行語大賞」よりも、Googleの結果の方が「納得」「しっくりくる」と話題に。
ちなみに、「2015 ユーキャン新語・流行語大賞」は以下の通りです。選考委員は、姜尚中さん(東京大学名誉教授)、俵万智さん(歌人)、鳥越俊太郎さん(ジャーナリスト)、室井滋さん(女優・エッセイスト)、やくみつるさん(漫画家)、箭内道彦さん(クリエイティブ・ディレクター)、清水均さん(『現代用語の基礎知識』編集長)の7人。
年間大賞:爆買い
年間大賞:トリプルスリー
トップテン:アベ政治を許さない
トップテン:安心して下さい、穿いてますよ。
トップテン:一億総活躍社会
トップテン:エンブレム
トップテン:五郎丸(ポーズ)
トップテン:SEALDs
トップテン:ドローン
トップテン:まいにち、修造!
2つのランキング、どちらにも登場するのは「エンブレム」「ドローン」の2つだけです。
並べてみると、Googleの流行語トップ10は、確かにどれも日常の会話でよく出てきたり、ネットで検索した覚えがありますが、現代用語の基礎知識の方は、「そんなに流行ったかなあ? というかこれって流行語、なの?」という印象の言葉も。年間を通じてニュースで盛んに報道された「マイナンバー」がないのも不思議です。
選考委員が全員50歳以上の中高齢者ばかりということもあり、ふだん目にする情報などが、平均的なネット民とはギャップがあるのかもしれません。