嘘から出たまこと! 『リング』の貞子と『呪怨』の伽椰子が対決する映画『貞子vs伽椰子』が実現。主演は山本美月
今年4月1日に、1日限りのエイプリルフールネタとして話題になった『貞子vs伽椰子』の映画化が、本当に実現することになりました。製作・配給するKADOKAWAは、主演に山本美月(やまもと みづき)さんの起用が発表されました。映画『貞子vs伽椰子』は2016年6月公開予定。
映画『貞子vs伽椰子』は、『リング』シリーズのKADOKAWAと、『呪怨』シリーズのNBCユニバーサル・エンターテイメントが映画会社の枠を超えて協力することで実現。ジャパニーズホラー史に残る作品となりそうです。
1998年の『リング』公開以降、数々のシリーズ作品が公開されてきた『リング』と『呪怨』。国内累計興収は120億円を超え、ジャパニーズホラーを代表する作品シリーズに。
また、いずれもハリウッドでリメイク版が製作され、全世界で公開してヒットを記録。『リング』シリーズの貞子、『呪怨』シリーズの伽椰子は、ホラーキャラクターとして、グローバルな人気を誇っています。
主演が決まった山本美月さんは、2009年に女性誌『CanCam』の専属モデルとしてデビュー。2011年から女優としても活動を開始、2014年にはテレビドラマ『アオイホノオ』でヒロイン役を演じ、今年公開された『東京PRウーマン』では初めて映画で主演するほか、多数のCMに出演するなど活躍しています。
映画『貞子vs伽椰子』では、“TVや映画で魅せる美貌とその豊かな表情がホラー映画の主人公として適任”という理由で起用されたとのこと。
自らもホラー映画好きという山本美月さんが、貞子と伽椰子という最恐キャラ2人に挟まれ、どんな恐怖の演技を見せるのかいまから期待されます。
監督は、近年『コワすぎ!シリーズ』や『ある優しき殺人者の記録』を手がけ、『パラノーマル・アクティビティ』に通じるモキュメンタリー・ホラーの第一人者として国内外に多くのファンを持つ、注目の新鋭・白石晃士監督が担当。
映画『貞子vs伽椰子』は、4DX上映も決定済みとのこと。3D上映『貞子3D』では飛び出す貞子が話題になりましたが、動く座席、風・雨・水・香り・煙・エアーを駆使した4DX環境では、リアルお化け屋敷以上の臨場感になるとのこと。
現在、『貞子vs伽椰子』は12月中旬のクランクアップに向けて撮影真っ最中とのこと。公開は、2016年6月予定とだいぶ先になりますが、ホラー映画ファンとしては、見逃せない作品になりそうです。
主演:山本美月さんコメント
このお話をいただいた時は、歴史のある2作品に両方出られるなんて、なんてお得でラッキーなんだろうと嬉しかったです。ホラー映画はもともと好きで、高校生の時にハマって白石監督の『ノロイ』(05)も拝見したことがありました。今回私が演じる倉橋有里は、正義心の強い存在感のある子。はっきりと人間性を出して演じていきたいと思います。また今回はアクション性もある作品に仕上がっているので、お楽しみにしてください!
白石晃士監督コメント
Jホラーを代表する貞子と伽椰子が対決するという、間違いなくJホラーの歴史に名を残すことになる本作のメガホンを取ることができ光栄です。主演を務めていただく山本美月さんには、とてもしっかりしていて芯が通った人という印象をもっており、演じていただく主人公・倉橋有里もそんな山本さんの印象をベースにキャラクター設定しました。座長としてぜひ本作を引っ張っていただけることを期待しています。
本作のテーマは 「衝突」。最恐のキャラクター同士が衝突したら果たしてどうなるのか――そして、そこに蠢く人間ドラマ。ご期待ください。