Amazonが個人向けのカーリースを開始～重量税、自賠責、自動車税なども込みで初期負担額を低減

　Amazon.co.jpが個人向けのカーリース販売を開始しました。Amazon.co.jpが直接扱うわけではなく、マーケットプレイスでカーリースの扱いを開始し、現在はORIXカーリースが販売しています。

　現在のところ車種は軽自動車のみでリース期間は9年。Amazonで決済するのは初期費用の2万円で、以後は車種によって異なるリース料金を毎月支払うことになります。

　リース料金には、新車の場合は、車両本体価格、自動車取得税・新車登録時手数料・自動車税（期間分）・重量税（期間分）・自賠責保険料（期間分）が含まれます。中古車も扱っていて、リース期間は同じく9年間。

　税金や諸費用が含まれるため、新規で車を購入するのに比べると初期費用が安くなることと、毎月の費用が把握しやすい点がメリットと言えそうです。半年ごとのオイル交換クーポン、1年ごとのエレメント交換クーポン、期間中の車検無料クーポンも付いています。

　9年間の契約で、7年目以後は解約金なしで「返却」か「乗り換え」を選択可能。9年間の契約期間満了後は乗っていた車がそのままもらえます。

　軽自動車で10年以上乗ることも珍しくありませんが、1年に2万km以上乗るなど、毎日かなりの距離を走る場合は9年もつかどうかは微妙なところ。期間前に乗りつぶしてしまった場合や解約金などについては購入ページでは説明がありませんので、購入を検討する場合は電話などで詳細を確認してから決めることをおススメします。