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イマドキの子は堅実志向? 日本の子どもが将来就きたい仕事、男子の1位は「会社員」。3位が「公務員」

[2016/1/6 18:25]

 総合人事・人材サービス業を展開するアデコ株式会社は、子どもを対象にした「将来就きたい仕事」に関するアンケート調査の結果を発表しました。調査対象は日本全国の6歳~15歳の男女500人ずつ、計1,000人で、2015年12月にインターネット調査を実施したもの。

 調査によると、日本の子どもが将来就きたい仕事の1位は、男子が「会社員」で10.2%、女子が「パティシエ」で11.0%となりました。

 男子が将来就きたい仕事の1位は、2013年に調査を開始して以来、2年連続で「サッカー選手」でしたが、今回、「サッカー選手」(10.0%)は僅差で2位に。女子の1位となった「パティシエ」は、3年連続で1位となりました。

男子が将来就きたい仕事ランキング
女子が将来就きたい仕事ランキング

 男子のランキングでは4位に「公務員」が入り、女子のランキングでも「会社員」が3位、「公務員」が5位という結果に。アデコでは、国内景気の長期的な停滞感が続くなか、夢を追いかけるのではなく、安定した生活を志向する子どもが増えている可能性があると分析しています。

 また男子では、「エンジニア・プログラマー」が9位にランクイン。昨年の5位からランクダウンしたものの、現代の男の子にとってはデジタル関連の職業が将来の夢として一般的なものになっているようです。女子では、昨年ランク外だった「服飾デザイナー」と「ピアノやお稽古事の先生」が、今回7位と8位にそれぞれランクインしています。

[工藤ひろえ]