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いまの若者は堅実派! 1,000万円当たったら「貯金」が約8割~大人買いしたいマンガ1位は『ONE PIECE』

[2016/1/12 15:55]

 NTTソルマーレ提供の電子コミックストア「コミックシーモア」では、「もし、1,000万円当たったら?」 という調査を2015年12月に実施。結果を発表しました。

 調査は20~30代の男女各300名、合計600名を対象にインターネットで実施。約8割が1,000万円当たったら「貯金する」と回答。不況時代に育った現代の若者は堅実派が大多数を占めるようです。

 回答は複数回答のため、「趣味に好きなだけ注ぎこむ」も37.8%、「海外旅行に行く」32.5%、「投資する」31.5%も3割以上が“したいこと”として回答。とくに20代女性では「海外旅行」と「趣味」に使いたい派が多く4割を超えています。

 男女差が大きかったのが「投資する」で、20代男性では39.6%、30代男性では45.7%に上る一方で、20代女性は17.4%、30代女性では21.9%と男性の半分ほど。サラリーマンも右肩上がりの収入が約束されているわけではない現代、余剰資金で投資して利益を上げたいと考える男性と、リスクが伴う投資にはさほど積極的ではない女性との差がはっきり出ているようです。

 また、1,000万円当たったら大人買いしたいマンガでは、『ONE PIECE』が17.2%でダントツ1位となりました。2位は8.7%の『こちら葛飾区亀有公園前派出所』。どちらも大長編マンガだけに買い揃えるにはかなりの資金が必要なことと、何度読んでも楽しめるところが選ばれた理由と思われます。

 3位以下は『DRAGON BALL』4.8%、『SLAM DUNK』4.7%、『ジョジョの奇妙な冒険』4.3%とかなりの接戦。以下、『NARUTO -ナルト-』、『キングダム』、『名探偵コナン』、『ドラえもん』、『進撃の巨人』、『ゴルゴ13』、『銀魂』、『ガラスの仮面』など、マンガ史に残る定番ともいえる作品が多く選出されています。

[工藤ひろえ]