謝謝台湾。感謝をカタチに～Yahoo!基金の台湾南部地震への募金が2日で約8,000万円に。ファミマ、楽天も募金を受付

　東日本大震災の際に、台湾市民が総額200億円を超える巨額の義援金を寄付してくれたことは日本ではよく知られています。中国政府への配慮から、日本とは正式な国交もなく防衛協力などの軍事関係もない台湾からの巨額の義援金は、政治的な意図のない純粋な支援であることが、余計に日本国民を感激させました。

　台湾南部地震では、Yahoo!基金が2月6日にいち早く「台湾南部地震緊急支援募金」を立ち上げて話題になりました。2月8日17時現在、すでに募金額は7,700万円を突破。ヤフーが200万円を上限として寄付金を積み増しするため、現時点で寄付金は合計8,000万円弱になりますが、まだまだ募金は増え続けています。

　また、ファミリーマートも募金開始を発表。日本・台湾のファミリーマート店舗、合計約1万4,500店で募金受付を実施すると発表しました。

　楽天も募金受付を開始しています。楽天の募金受付は、決済が楽天ポイントと楽天カードの支払いのみになりますが、ポイントの貯まっている方は楽天での募金もおススメ。

　赤十字では、台湾南部地震の募金はまだ始まっていません。専門のわりにちょっと対応が遅い気もしますが、じきに開始されるのではないでしょうか。

◇Yahoo!基金　台湾南部地震緊急支援募金

◇ファミリーマート「台湾南部地震義援金」募金受付のお知らせ

◇楽天クラッチ募金　台湾南部地震被害支援募金

募金詐欺サイトに注意！

　ちなみに、募金詐欺サイトもすでに確認されています。募金する際は、まず運営主体を確認しましょう。東日本大震災の際は、山田町から助成金を受けていたNPO「大雪りばぁねっと。」が何億もの使途不明金があったとしてニュースになりました。NPOの中には怪しい団体もありますのでご注意を。また、街頭募金も運営主体がはっきりしないため、避けた方が無難です。