「それ学費払って目指すところ?」~東京アニメ・声優専門学校が新設する「同人誌専攻コース」がTwitterで話題に
東京アニメ・声優専門学校が新学科「アキバビジネスワールド」の開設を発表して話題になっています。新学科解説は2017年4月を予定。東京アニメ・声優専門学校は、江戸川区西葛西にある専門学校です。
東京アニメ・声優専門学校では、市場規模は数千億円とも言われる“オタク”“萌え”ビジネスに着目。秋葉原を中心地とする“オタク”“萌え”ビジネスを「アキバビジネス」と総称して、次世代のアキバビジネスを担う人材を育てることを、新学科開設の目的としています。
新学科「アキバビジネスワールド」では、アイドル専攻、アイドルプロデューサー専攻、メイド&コスプレビジネス専攻、同人誌専攻、アニメイベントスタッフ専攻、アニメプロデューサー専攻の6つの専攻科が設けられます。
6つの専攻コースの中でもネットでとくに話題になっているのが、「同人誌専攻」コース。
「同人誌専攻って何だよ…あんなの趣味で適当に作るもんだろ?」、「同人誌専攻って本気なの?」、「……?同人誌専攻?どういうことなの…?」など戸惑いの声が多く上がっています。
「同人誌専攻って、学費払ってそこ目指すか」など、同人誌は目標として目指すところなのかという指摘も多数。
また、「同人は…作ってみて失敗してみたりたまに上手くいって喜んだり、対面販売で対人や販売スキルを磨いたり、金銭感覚を身につけたり、発注や納品の仕組み覚えたり、なにより漫画を書き上げるという底力を、自分自身で培う場所だと思うな…学校で学ぶのは個人的にはちょっと違うと思う」という意見も。
「同人誌専攻って、それ本業でいけるって思うの? 結局は元々ある作品にのっかってるだけな気がするんだけど…」など、同人誌は元となる商業作品を下敷きにした、著作権的にグレーゾーンの作品が主流であることを指摘する声もあります。
「同人誌専攻って講師誰がやるのか興味ある」とのツイートも複数あり、講師陣が発表されたら、また注目を浴びそうです。
なお、Twitterなどの人気ワードには上がっていませんが、「アニメイベントスタッフ専攻」コースについても、「そこはわざわざ学費払って目指すところなのか?」というツッコミが見られました。