エンタメ

イマドキ10代が選ぶ「この時期に歌いたい卒業ソング」、ダントツ1位は初音ミクのボーカロイド曲「桜の雨」

[2016/2/29 14:44]

 音楽コミュニティアプリ「nana」を提供する株式会社nana musicは、nanaユーザーを対象に「この時期に歌いたくなる卒業ソング」のアンケート調査結果を発表しました(有効回答数320名)。

 ダントツ1位になったのは、初音ミクのボーカロイド曲「桜ノ雨」で、26.3%の支持を集めました。「桜の雨」は、ネットを中心に活動するシンガーソングライター・halyosyさんが作詞作曲し、ニコニコ動画で火がついたボーカロイド曲。

 「桜の雨」をもとにした小説が発売され、さらに映画化が決定するなどクロスメディア展開するコンテンツに成長し、10代を中心に急速に人気が高まっています。

 選んだ理由としては、「ボーカロイドの曲が好きだから」、「離れてもまた集まろうという歌詞に感動する」、「卒業式でも合唱曲として歌ったから」などのコメントが寄せられています。

 2位「旅立ちの日に」は、1991年に埼玉県秩父市の中学校教員が卒業する生徒へ贈るサプライズとして作曲された曲が広まったもの。音楽の教科書に掲載されたり、SMAPをはじめとしたアーティストがカバーするなどで認知度が高まり、全国で広く愛唱されています。

 3位にはレミオロメンの「3月9日」がランクイン。「3月9日」は、フジTVのドラマ「1リットルの涙」の挿入歌として使われ、卒業ソングのひとつとして親しまれています。「歌ってると自然と感情がこもってしまうし、涙が溢れてくる」「ドラマのシーンを思い出す」といったコメントが寄せられています。

 10位までのアンケート結果は以下の通り。



1位:桜ノ雨 / halyosy feat.初音ミク(26.3%)
2位:旅立ちの日に / 合唱曲 (17.8%)
3位:3月9日 / レミオロメン (15.3%)
4位:YELL / いきものがかり (3.4%)
5位:さよならメモリーズ / supercell (3.1%)
6位:証 / flumpool (2.8%)
7位:道 / EXILE (2.5.%)
8位:さくら(独唱) / 森山直太朗 (2.2%)
9位:手紙 ~拝啓 十五の君へ~ / アンジェラ・アキ (1.6%)
9位:栄光の架け橋 / ゆず (1.6%)

[工藤ひろえ]