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「5人目のビートルズ」と呼ばれたひとり、ジョージ・マーティン氏の訃報でネットにあふれる追悼の声

[2016/3/9 17:44]

 3月9日、イギリスの音楽プロデューサー、ジョージ・マーティン氏の死去が報じられました。ジョージ・マーティン氏は多くのビートルズ作品でプロデューサーを務め、「5人目のビートルズ」ともいわれます。イギリス音楽界への貢献が評価され、1996年には英王室からナイトの称号が与えられました。

 1962年にビートルズを見出したプロデューサーとして知られ、「彼なくしてビートルズの成功はなかった」とも言われます。

 ジョージ・マーティン氏の訃報に、ビートルズのひとり、リンゴ・スターはTwitterで「Thank you for all your love and kindness George peace and love xx」という追悼メッセージをつぶやいています(こちら)。また、ジョン・レノンとオノ・ヨーコのの息子であるショーン・レノン氏はTwitterとInstagramで追悼の言葉と在りし日のジョージ・マーティン氏の写真を公開しました(こちら)。

 ビートルズのメンバーは1980年にジョン・レノンが40歳で狂信的ファンの銃弾によって亡くなり、ジョージ・ハリスンは2001年に58歳でがんのため死去。残るメンバーはポール・マッカートニーとリンゴ・スターの2人となってしまっています。

ショーン・レノン氏がInstagramで公開した追悼メッセージと在りし日のジョージ・マーティン氏

 ジョージ・マーティン氏の訃報でネットには追悼のメッセージがあふれ、「ジョージ・マーティン」がトレンドワードとなっています。

「ありがとうジョージマーティン。あっちでジョンとジョージハリスンと四方山話を。」
「ジョージマーティン、亡くなったのか ストロベリー フィールズ フォーエバー聴こう」
「ジョージ・マーティンさん…ビートルズ世代ではない私にはジョージ・マーテインといえばcheap trickのこれかジェフ・ベックの作品ですが……合掌」
「五人目のメンバーが亡くなって本当に残りが二人になっちゃった……涙。」
「ジョージマーティンの仕事を愛しているし、これからも愛し続ける。」
「ジョージ・マーティンが居なければあのイエスタデイの美しいストリングスも存在し得なかったのだ!」
「ジョージとの『なにか気に入らないことはある?』『あなたのネクタイが気に入らないな!』のやりとり大好きです。『In My Life』のオルガンソロ最高ですあああぁぁ……!!」

 記者も初めておこづかいで買ったアルバムは、「赤盤」「青版」と呼ばれるビートルズのベスト・アルバムでした。今晩は久しぶりにベスト・アルバムを聴きながら、ジョージ・マーティン氏のご冥福をお祈りしたいと思います。

[工藤ひろえ]