熊本でボランティア募集始まる~熊本市長がTwitterでツイート~熊本市社会福祉協議会も「ボランティア支援金」募集開始
熊本市長・大西一史氏は、4月19日(火)午前8時5分に「救援物資がこれから沢山届くため本日19日午前9時から荷捌き等のボランティアを募集します」とツイート。現地でボランティア募集が始まりました。
ただし、19日昼の時点では、すでに熊本市長が募集した荷さばきのボランティアは足りているとのことです。
また、熊本市社会福祉協議会は4月19日(火)午前11時半に、「設置を延期しております『熊本市災害ボランティアセンター』につきましては、余震の収束状況を把握するとともに、被災者の皆様のニーズを集約する作業を実施しているところです。ボランティアの皆様の安全面等を考慮しながら、センターを設置運営できる環境が整い次第、開設する予定でおります」とFacebookで告知。
「熊本市災害ボランティアセンター」は16日(土)に設置予定でしたが、16日午前1時25分頃に後から「本震」とされた大地震が再び起こり、安全のため設置が延期されていました。
熊本県阿蘇地方では、18日(月)20時42分ごろには震度5強、19日(火)午前6時20分ごろには震度4の地震が起こるなど、大きな余震がまだ続いていますが、全国から届く支援物資の振り分けやボランティアセンター設置準備が勧められているようです。
熊本市社会福祉協議会では、「平成28年熊本地震に伴うボランティア支援金」の募集を開始しています。支援金募集口座は以下の通り。
・名義 社会福祉法人熊本市社会福祉協議会 会長 潮谷愛一(シャカイフクシホウジンクマモトシシャカイフクシキョウギカイ カイチョウ シオタニヨシカズ)
・口座 肥後銀行 宇土支店 普通 1423888 (ヒゴギンコウ ウトシテン)
佐川急便が一部地域を除く熊本県あての荷物の受け入れを再開
被災地では公共交通もストップ、一般人が利用できる物資輸送の手段がない状態が続いていましたが、佐川急便は4月18日、熊本県あての荷物の受け入れを再開すると発表しました。
上益城郡全域、菊池郡(菊陽町)、阿蘇市全域、阿蘇郡全域は引き続き配達・集荷不能な地域となっていますが、それ以外のエリアには、通常より遅延はあるものの配送可能となりました。
支援物資も避難所単位など、今後きめ細かい支援が可能になってくる可能性もあるので、4月19日現在は佐川急便なら熊本県に配送できることを覚えておくといいかもしれません。