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薬の色や形から何の薬かわかるiOSアプリ、『薬速 2016』が通常2,800円のところ無料に~熊本地震支援で

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[2016/4/21 12:58]

 薬の色や形から、医薬品の識別コードがわかるiOSアプリ、『薬速 2016』が期間限定で通常2,800円のところ、無料で公開中。App Storeからダウンロードできます。

 日本ユーザーメード医療IT研究会(J-SUMMITS)の提供する『薬速 2016』は医療関係者向けのアプリですが、一般の人も利用できます。お薬手帳がなくてもいつも飲んでいる薬が手元にあれば、色や形から薬品の名前や識別コードがわかるので、被災地でお薬手帳などが手元にない場合に便利。

 4月21日に更新されたバージョン 1.0.4では、期間限定で熊本地震の支援機能を搭載。薬速をしばらく使ってみて、被災地支援のためにレビューを投稿することで、以下の機能が利用可能になります。なお、『薬速 2016』では薬の画像や医薬品の識別コードのデータを内蔵していますが、以下の追加機能を利用するには通信環境が必要となります。

(1)添付文書
(2)インタビューフォーム
(3)重篤副作用疾患別対応マニュアル
(4)患者向け医薬品ガイド
(5)くすりのしおり
(6)同効薬比較検索
(7)OTC添付文書検索

 なお、厚生省の通達により、被災した方は保険証が手元になく遠方に避難している場合も、全国の医療機関で名前と住所を言えば保険適用の料金で受診できます。

[工藤ひろえ]