エンタメ

ムロツヨシさんが地毛で挑んだキモ頭が解禁。古谷実原作の映画「ヒメアノ~ル」のキモい先輩役で

[2016/5/18 13:47]

 森田剛さんの映画初主演作として狂気の連続殺人鬼を演じる、R15+指定の「ヒメアノ~ル」が、5月28日(土)でTOHOシネマズ 新宿ほか全国公開になります。

 容赦ない描写を体言する森田剛さんと、狙われることになる若者たちのコミカルな恋愛劇が交錯して描かれ、濱田岳さん演じる岡田のキモい先輩・安藤をムロツヨシさんが演じています。

 18日、ムロツヨシさんが、坊主頭に両サイドツノのような斜め上をいく髪型をした劇中写真が、解禁されました。安藤はカフェ店員・ユカ(佐津川愛美さん)に恋心を抱くものの、ユカが岡田のことを好きだということを知り、失恋のショックから突如この髪型で現れます。

 この髪型は原作が基になっており、ムロツヨシさんはカツラではなく地毛で勝負。さらに、左サイドは完全に剃るのではなく、あえて剃り残し、“キモさ”を演出しているそうです。

 ムロツヨシさんは「安藤は世の中が自分をどう見ているという、現実を受け止めながら、“ど”が付くほどピュアな男。それでいて、常識を持った犯罪者一歩手前の人という感じ」と分析し、「とにかく、おかしな人ではあるので、そのバランスを考えるのが難しかったですね」と演じる上での難しさを語っています。

【作品概要】
 めんどくさいから殺していい?日常と狂気が交錯する、緊迫の99分。
 平凡な毎日に焦りを感じながら、ビル清掃会社のパートタイマーとして働いている青年・岡田。ある日、同僚の先輩である安藤から、密かに思いを寄せるカフェ店員・ユカとの恋のキューピッド役を頼まれた彼は、ユカのカフェで高校時代の同級生・森田と再会することになる。その後、岡田はユカの口から、彼女が森田らしき人物からストーキングをされていることを知らされ、不穏な気持ちを抱き始める。かつて過酷ないじめを受けていた森田は、ある事件をきっかけに、欲望のままに無抵抗な相手を殺害していく快楽殺人者になっていたのだ……。

・出演:森田剛、佐津川愛美、ムロツヨシ、濱田岳、
・監督・脚本:吉田恵輔
・原作:古谷 実「ヒメアノ~ル」(ヤングマガジンKC所載)
・音楽:野村卓史
・製作:日活 ハピネット ジェイ・ストーム
・制作プロダクション:ジャンゴフィルム
・配給:日活


[古川 敦]