シニアの趣味、1位は「パソコン・インターネット」だった！ 2位は「旅行」～ネオマーケティング調べ
60歳以上のシニアの趣味の1位は、「パソコン・インターネット」だったことがマーケティング会社の調査でわかりました。
株式会社ネオマーケティングは、4月28日・29日の2日間に、全国の趣味をもっている60歳以上の男女1,000人を対象に「趣味」をテーマにしたインターネットリサーチを実施。結果を発表しました。
ネットリサーチのモニターを対象に実施した調査で、調査対象者のインターネット利用率が100％という時点でサンプルにかなり偏りがあるとはいえ、パソコンやインターネットを趣味として楽しむシニアが6割超もいることは意外です。
どのような趣味をもっているかという質問に、最も多かった回答は「パソコン・インターネット」62.4％。男性では65.7％、女性は53.6％と男女で差はありますが、女性でも5割を超える人が「パソコン・インターネット」を趣味として楽しんでいることがわかります。
次いで多かったのが「旅行（日帰り含む）」で57.4％。「旅行」については男女で大きな差はなく、男女ともに半数以上が旅行を趣味にあげています。
以下、3位「読書」38.5％、4位「映画鑑賞」34.7％、5位「音楽鑑賞」33.0％と続きます。7位の「手芸・園芸」では、男性は18.6％なのに対して、女性では47.1％と半数近くの人が楽しんでいます。
シニアというとパソコンやインターネットに苦手意識を持つ人が多いイメージがありますが、パソコンやインターネットを使い始めたシニアでは、「パソコン・インターネット」は趣味のひとつとして活用されているようです。
また、趣味に使う時間についての質問では、シニアは平均で月あたり60.3時間を使っているという結果に。1カ月を30日とすると1日あたり2時間となり、意外に少ない印象です。
この調査では職業についてのデータがありませんが、現在では60歳で定年を迎えても契約社員や業務委託契約などで働き続けるシニアも多いことから、「シニアは趣味に使う時間はたっぷりある」というイメージも過去のものとなりつつあるのかもしれません。