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深海に眠る巨大潜水空母を作る「週刊 伊四〇〇」が創刊。晴嵐の復元アクションも再現

[2016/5/20 15:32]

 独創的な構造で3機の特殊攻撃機「晴嵐」を搭載し、潜水空母と俗称される「伊四〇〇」を組み立てるコレクション「週刊 伊四〇〇」が、アシェット・コレクションズ・ジャパンから創刊されます。

 先行予約は2016年5月10日より開始されていて、全国書店では5月25日から販売が開始されます。創刊号は特別価格299円(税込)、第2号以降は通常価格1,799円(税込)となります。全120号完結なので、完結までに約2年4ヶ月と214,380円(税込)がかかる計算になります。

 「伊号第四〇〇潜水艦」は、太平洋戦争末期の昭和19年にアメリカ本土空襲のために建造された、全長122mの超大型の潜水艦。地球一周半分の航続距離を誇り、特殊攻撃機「晴嵐」3機を搭載する、高い攻撃力をもっていたたことで、潜水空母とも言われています。

 「週刊 伊四〇〇」では、奇跡的に残された当時の設計資料にもとづいて開発された1/100スケール、全長122×全高23×最大幅12cmの大型モデルで、晴嵐3機は潜水艦に収納可能。

 晴嵐のプロペラは電動で回転し、晴嵐が出撃する場面を再現できます。主翼と尾翼が折り畳まれた晴嵐を運搬台に乗せたまま格納筒から出すといった、特徴的な操作もできます。なお、晴嵐は、ウルシー出撃時や試製機塗装を加えた5機が、用意されています。

週刊 伊四〇〇-ギミック紹介【アシェット・コレクションズ・ジャパン】

 潜水艦は、3枚羽根のスクリューを左右に2基搭載。コントローラーで回転の作動・停止、スピードの調整が可能で、潜舵、潜望鏡、短波マスト、スクリューもコントローラーで可動します。艦内・艦外ともに当時の照明を再現し、内部は白灯・赤灯の切替が可能です。サウンドと動きの連動ギミックも満載しているそうです。

 また、毎号のマガジンでは、幻のパナマ運河攻撃作戦や「潜特型」の設計思想など、伊四〇〇のすべてをあらゆる角度から、軍事専門家が監修・執筆、貴重な写真資料やイラストをふんだんに使い紹介しているとのことです。

 なお、6月7日(火)までに定期購読を申し込むと、潜水艦の魅力に迫るディスカバリーチャンネルの人気番組を収めたDVD「ザ・トップ10 : 潜水艦トップ10」と、艦長フィギュア + スケールモデルスペック入り金属製銘板がプレゼントされます。

[古川 敦]